ボヘミアン ラプソディー | chopinのブログ

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友人がメールで、「ボヘミアンラプソディー」 を見に行って、音楽が頭から離れない様子を伝えてくれ、これは観に目、そして聴き音符に行かないと、という衝動で、早速ダンナさんと映画館へ。

 
会場に入る時、スティッカー頂きました。有名な曲のタイトルが印刷されたスティッカーニコニコ  クイーンのコアなファン、というわけではなかったけれど、よく耳にしていた曲を楽しもう、くらいの気持ちでしたが、映画をみたら I was thunderstruck驚き  もう打ちのめされてしまいましたハート
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フレディ・マーキュリーはアフリカにあるイギリス領だった島で生まれて、その後インドので全寮制の学校で教育を受けて、17歳くらいの時に家族と一緒にイギリスに渡ったようです。あの時代、移民というだけで大変だったのに、とても前向きに生きていました。
 
クイーンの前のボーカルが脱退した後、フレディーは「自分がボーカルをできる、グループに入りたい」 と申し出ますが、上顎の歯が出ていたのをからかわれ「歯を直してから出直せ」なんて言われます。でも全然卑屈にならないで、「歯が沢山あるから口腔内のスペースが大きくて、声域が広いんだよ」 なんて言い返し、サスガ驚きです。 (骨格的に見て、口腔内のスペースが広いと歌が上手い、っていうけれど、やはり本当なのかも、なんて納得しちゃいました 笑)  外見ばかりに目が行く今の社会にいると、個性は個性として生きる姿には感動してしまいます。 でも自分の生来の名前 「ファルーク・バルサラ」は余程変えたかったのか、クイーンに入ってから、法的に改名し「フレディ・マーキュリー」に。宗教も家庭がクリスチャンでなかったりで、回りとの違和感を無くしたい思いだったんでしょうね。
 
ロックグループとしてのクイーンの音楽は、とてもオペラティックであったり、ミュージカル風でもあったりで、とても不思議な感じを持っていましたが、フレディ自身がオペラシンガーのカバリエに心粋し、実際に二人でオペラを歌っていたりしてたんですね。いくつかの曲にオペラの特徴
が表れていたのに納得でした音譜
 
フレディの並外れた声量、パワフルなステージでの動きは、クイーンのファンでなくても、圧倒されるはずだし、この映画を見たらきっとファンになってしまいますニコニコ (ブライアン・メイもカッコいい!彼は天文学者でもあったんですね。。。スゴイ) 映画の中の歌は、フレディの歌をそのまま使ったり、俳優の歌とうまくミックスしたりしているみたいですから、フレディの生の歌をスクリーン上で十分に堪能できます。
 
70年後半~80年代に活躍したクイーンですが、フレディが後に自分で認識することになるゲイ、という事実に対しては、その時代、社会の目は厳しいものでした。彼は45歳でエイズで亡くなりましたが、その頃はエイズの特効薬はなく、感染した人はただ死んでいく、という感じでした。最後までアーティストとして音楽に身を捧げた彼の生き様は本当に美しい!! 45年の人生は短いと思われがちですが、100年分の人生を生きたような感じ。やりたいことをやってパワフルに生き切った、というようなチョキ
 
クイーンが大好きだったレディ ガガは、 クイーンの名曲 Radio Ga Ga から、自分の芸名を取ったそう。クイーンの影響力はいろいろな所に発揮されていますね。この映画は音楽も本当に楽しめますが、フレディという一人の人間の生き方にとても感動しますイエローハート  有名になると騙されることもありますが、彼の周りには心から彼に愛を持って接している人達もいて、心が温まります。 映画鑑賞中、ハンカチは必須です (笑)  劇場には往年のファンが一杯かな?と思ってましたが、若い世代も沢山見に来てました。名曲はずっと歌われ、そして聴き続けられていって欲しいですピンクハート