ハートチャクラ瞑想
ハートチャクラが開いていると、すべてのエネルギーが自由に流れることができます。 そこでは内的な障壁はなく、人間は自分自身と他のすべての創造物と深く結びついていると感じています。 人は保護されたと感じ、暖かさ、満足感、誠実さに包まれます。
しかし、あなたの内側がブロックされていると思うならば、あなたは簡単に傷ついてもむしろ弱く感じる傾向があるでしょう、そしてあなたは拒絶されることへの恐れのために閉ざされがちです。 この状態では、自然の流れに参加することはできません。
ハートのチャクラは、とても柔らかなピンク色と関連があります。そして同様に、自然の全ての緑色とも繋がってます。 これらの色に対応するピンク色、緑色の宝石、エメラルド、翡翠、ローズクオーツなどは、その調和作用で高く評価されています。
チャクラとは、インドや他の多くの文化によって認識されている身体のエネルギーセンターです。 それらのエネルギーの振動は、体、精神、魂、そして非常に敏感な身体領域のような存在のすべてのレベルに影響を与えます。
1つまたは複数のチャクラの機能が乱れる理由はたくさんあります。 過労、ストレス、感情的なプレッシャー、およびあらゆる種類の心理的損傷が、考えられる原因の一部です。
もちろん、エネルギーセンターに作用する多くの癒しの方法がありますが、たとえばハートチャクラ瞑想のような呼吸と動きのエクササイズは、大変良い効果を持たらす方法の1つです。
ハートチャクラ瞑想の方法
瞑想で用いられる音楽のリズムは、それぞれ 北、南、東、西、最終的に一つの円へあなたを導きます。それは、地球、水、火、空気の4つの要素の統合であり、身体と魂に調和のとれた「共に存在する」感覚を生み出します。
先にこちらの動画をみておくと、瞑想の全体の流れがよくわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=SBg5IEZwLIQ&t=47s
瞑想を始める前に、まず静かに自分と環境を整えなければなりません。 また、音楽を聴くために必要な環境であることを確認して、後でリズムが中断されないようにする必要があります。
この瞑想では、前後、左右に一歩づつ、最後に座るか横になるスペースが必要になりますので、それも確認しておいてください。
目を開けて、リラックスした姿勢で立ち、胸の中央に位置する ハートチャクラに両手を置きます。心拍のリズムを感じ、リラックスした呼吸をします。 新鮮なエネルギーが流れ込み、呼吸することで、古い使用済みエネルギーが押し出されます。 与えることと受けることの輪が始まります。
第一ステージ:北
最初に4つの「シュー」という音がします。このリズムに呼吸を合わせます。
5つ目の「シュー」の音に合わせて、自身も「シュー」と 強く息を吐き出すと同時に、右腕と右脚を前に出して、また戻します(手はハートの位置に戻します)。 次の「シュー」の時に、強く息を吐きながら左手、左足を同時に前に出し、戻します。体を前に移動させるのではなく、最初の場所にとどまります。
手足を出す時に古いエネルギーを体から出し、 戻す時に新しいエネルギーを受け取ります。この動きを音楽に合わせて繰り返します。音楽は最後の方に少し速くなっていきますが、それに合わせていきます。
音楽が終わり、動きを止めます。ベルの音がステージが終了。手はハートの位置、リラックスして軽く目を閉じ、ハートを感じます。
第二ステージ:東西
第一ステージと同じ様に最初の4つの呼吸音を聞いてください。
5つ目の「シュー」で 音楽が始まると、自身も「シュー」と強く息を吐きながら上半身を軽く右側へ向けます。そして、右腕と右足を出し、最初の位置に戻ります。次の「シュー」で左側へ向き、左手、左足を出し、戻します。これを音楽に合わせて繰り返します。
音楽が終わり、動きを止めます。ベルが鳴ってステージが終了します。手はハートの位置に戻して軽く目を閉じ、ハートを感じながらリラックスして待ちます。
第三ステージ:南
第一ステージと同じ様に最初の4つの呼吸音を聞いてください。
5つ目の「シュー」で 音楽が始まると、左足を軸に(左足は前を向いたままです)体を右回りにひねり、真後ろに向かって、右手と右足を伸ばします。次に右手、右足を戻しながら、前を向きます。
次の「シュー」とともに右足を軸に(右足は前を向いたままです)体を左回りにひねり、真後ろに向かって、左手と左足を伸ばします。次に左手、左足を戻しながら前を向きます。これを音楽に合わせて繰り返します。
音楽が終わり、動きを止めます。ベルが鳴ってステージが終了します。手はハートの位置に戻して、軽く目を閉じリラックスして待ちます。
第四ステージ:円
第一ステージから第三ステージまでの全ての動きを連続に行います。
呼吸音が4回聞こえ、5回目の「シュー」から第一ステージの右手と右足、左手と左足の動き、次の「シュー」で第二ステージの東西に向かう、右、左。次「シュー」で第三ステージの、真後ろに向かう右、左。そして次の「シューで」最初の第一ステージの動きに戻ります。
このサイクルを繰り返します。このステージで瞑想のエネルギーは最高点に達します。
最後に音楽が止まり、ベルが鳴りステージは終了します。
第五ステージ:内なる寺院
座ったり横になったりしてリラックスします。調和のとれた静かな音楽が身体のリズムを下げます。そしてあなたは内側で起こるあらゆることを、ただ 観照し気づいています。