え!?『カレラ』…彼らっていったい何?誰っ?とお思いでしょう。
カレラとはヒンディ語で、ゴーヤー(苦瓜)のこと。

沖縄の代表的な野菜と知られるゴーヤー。苦いから苦手、という方もいるかと思いますが
この独特の苦味成分、「モモルデシン」と「チャランチン」には血液をサラサラにして血圧を安定させる効果や
血糖値、コレステロールを下げる働きがあります。

またゴーヤーには近年新たに発見された「植物インスリン」が豊富に含まれ、
血糖値を安定させる効果があり、糖尿病にも有効な注目の野菜なのです。

また疲労回復、夏バテに効くパワーの源、ゴーヤーのビタミンCは、1本につきレモン2個分に相当し、
加熱しても壊れにくい特徴があります。

それでは今日は、『カレラの炒め物』を作ってみましょう!

カレラ(インドのゴーヤー)は日本で流通しているものに比べて小ぶりで種も柔らかいため、
中わたと種を取り除かずに調理するのが一般的。

①ザクザクと荒めに切ったカレラに塩をふり、1時間以上天日干しします。
 (水気とともに苦味が出るので、お好みにより絞ったり水洗いしてもよい。)

②フライパンに植物油(今回はオリーブ油)を適量入れ、マスタードシード・クミンシード・アニスシードを加えパチパチとはじけさす。

③カレラをフライパン一面に広げ、ターメリック、ガラムマサラ、塩をふり
焦げない程度の中弱火にして裏表柔らかくなるまで火を通す。

④カレラがくったりと柔らかくなったら盛り付けて完成!

※今回はシンプルな味付けにしましたが、お好みによってタマリンドの汁(酸味)を加えてもよい。

ダルとバスマティの玄米と蒸かし野菜(ビーツ、じゃが芋、とうもろこし)と共に。

カレラの苦味がたまりません!旨みも増しているので、やみつきになります。

インドのオーガニック・スパイスはサフランロードで入手出来ます。
http://saffronroad.net/ayur_spice/organic_spice.shtml