昨日、おばあちゃんに3週間前にお願いしたことがようやく叶いました。

カジャルというのは、アーユルヴェーダでは有名な、目の健康のために使用するもの。

ギーや、ヒマシ油を、燃やして出る、すすのことなのです。

そのすすが目によいとのこと。

アイライナーや、軟膏として、今はお店で売られていますが、家庭でも作っていると言うことで、おばあちゃんに作り方を教えてもらいました。

朝作り出して、夜に出来るとのこと。

簡単簡単と、言ってるけど、想像がつかない私。

ま、やってみました。




この土で出来た、容器にこよりを置いて、この中に、自家製ココナッツオイルを入れました。

その周りに3つココナッツの殻を置きました。

ココナッツオイルは本当に、たくさんの使い方があります。

コレはまた今度、書きますね。



このココナッツの殻を、お皿が乗るように設置します。

お皿の中には、お水が入れてあります。

設置できたら、火をつけて、そのまま、待つこと2時間。



見えますか?

この写真は、お皿を火から、はずして、裏返してます。

黒い塊が出ています。

コレがカジャルなんですって!!!

まあ、単純な、簡単な、作り方!!

もうで来ました。

お母さんは、もっとたくさん作るつもりで、ココナッツオイルもたくさん継ぎ足す予定で、1日、かけて作るつもりだったらしいです。

でもこの量で私には充分なので、2時間!!終わりました!!



お皿が冷えたら、コレを擦り取ります。



黒いすすが見事に出来てますね~!!

日本人の私には、なじみがないカジャルですが、インド人には、ほんとに毎日、赤ちゃんのころから親しみのあるものなのです。

赤ちゃんが生まれると、カジャルを作ります。

そして、生まれたての赤ちゃんにも、カジャルをつけるのです。

おばあちゃんいわく、コレを目に入れると、涙が目の毒を全部出してくれて、目を綺麗にしてくれ、視力を、よくしてくれると言う、つわもの!!

赤ちゃんにつけるつけ方は、両手の薬指に、ココナッツオイルを、少しつけて、その後に、カジャルをちょっとつけます。

その指を、エイ!っと、赤ちゃんの目の眼球に、指で触れないように、このすすをつけるのだそうです。

やってみて欲しかったのですが、赤ちゃんしかそうやってしないから、おばあちゃんはしてくれません・・・。

眼球にすすをつけるなんて、私には、ちょっと怖い気がするのですが、皆そうやってしてきて、皆、綺麗な目をしてるってことは、本当にいいものなんだな、と思いました。

旦那も赤ちゃんのころずっとしてたそうですが、超、目が良いです!!

なお、作ったかジャルは、次の赤ちゃんが生まれるまでとっときな!って・・・・・。笑いながら・・・。

近所の子にでもあげようっと!!

今は、薬屋さんでも、ナチュラル成分のカジャルが多数出回っていて、スティックタイプのものは、インドの若い女の子がよく使っているのを見たことがあります。

昔は、目の健康のためと、魔よけのために使われていた、カジャルは、今では、美と健康を考える、若い子の間でも愛されています。

これからも廃れることのない、カジャルなのでしょうね。



カジャルはサフランロードから入手できます。