最近では、元首相が凶弾に倒れた事件をきっかけとして
連日政治家と宗教団体との関係に対する報道がされている。
その報道を見るだけの知識しかない訳だが、多額の献金に
より一家離散が現実にあることを知る。
無信仰の自分には、到底理解できないことだらけ。
今のような情報社会でもなお、宗教に頼る人間がいることが
不思議でならない。
40年ほど前に、ある宗教団体の集会を見る機会があった。
そこでは、信者が次々と壇上に上がり、大怪我をしたけども
信仰していたおかげで、この程度で済みました、とか
病気で苦しんでいる息子が、信心したおかげで、すぐに
良くなりました、などと話し、その都度大きな拍手が巻き起こって
いた。
当時まだ二十歳ぐらいったので、可笑しさをこらえ切れず、すぐに
退出した。
信者達が、それで幸福なのであれば、どうでも良い事ではあるが
あまり極端な思考は、不幸になりかねない事を知っておいた方が
良さそうである。
（合掌）