クレジットカードや紙幣、コインと色々と投入口があり、デザインするには注意が必要だと思います。
おつりなんかも取り忘れないように、注意喚起シールが貼られていますね。こういうシールは後から「テプラ」なんかで作成されると、とても分かり難いことになります、、。
そうか、QRコード読み取りのスキャナもありました。
今度は別の駅です。こちらの機種はカード投入口、レシート取出口の2ヶ所がメインになっています。紙幣投入口はフタがされているので、分かりやすい印象です。
但し、「カード・現金のお取り忘れにご注意ください!!」の後つけシールが貼られていました、、。
投入口と取出口で、それぞれ断面形状が異なっているところも工夫が見られます。
投入口は吸い込まれるような断面。
取出口は吐き出されるような土手付きでした。
続いて、銀行のATMです。こちらの銀行はATMが新しくなったばかり。使い勝手も良くなりました。
やはり紙幣とコインの投入口にはシャッターが付いています。日本語と英語に加え、ピクト表現があるのも分かりやすいと思いました。
良く見ると、点字の表示も付いていました。
これが有用かどうかは別としても、とても細かい配慮です。
インターホンの受話器。ここは英語表記はないですが、やはりピクト表現と点字がありました。
こうして様々なリサーチをしていると、機器の形状とシールや印刷などのサインが密接に関連しながら、使いやすさに繋がっていることが分かります。
今回は掲載していませんが、重要なファクターに「画面UI」も含まれると思います。
弊社ではこうしたリサーチを重ねながら、プロダクトデザインを制作しています。特に今回のような公共施設も多く手掛けておりますので、ご用命ありましたらお気軽にお問い合わせください。