中央線沿いの新規ショッピングセンターが続々とオープンしています。
今回は吉祥寺のキラリナに行ってきました。
最新の商業ビルやショッピングセンターは、それぞれに最新のインテリアデザインが採用されており、我々のような職業の場合は大変勉強になります。
まずは、中央線吉祥寺駅を降りてキラリナ方面に向かいます。横に長い液晶パネルが目に入りました。
壁面に対してフラットに施工されており、壁そのものが液晶ディスプレイとなっているかのようです。
各フロアは一般的な駅ビルと同じように各ファッションブランド店舗がバランスよく入っています。
目新しいところでは、エレベーター周辺の壁面に綺麗なラッピング施工がされていました。
とても綺麗なラッピングです。図案は汎用のものではなくこの店舗専用に制作して起こしていると思われます。
火災報知器のパネルにも同柄のラッピングが施されており、パッと見で警報ボタンが分かり難いという意見もあるかと思います。
それでも、ここに真っ赤な火災報知器パネルが見えているよりもずっと心地よいと感じる人(お客様)は多いと思われ、難しい議論であるとも思います。
私は、平常時には「待機モード」になっていて、ことさらにその存在を主張せず、何か緊急時や災害時には「非常モード」となりランプ点滅やブザー、音声ガイダンスなどで設備の存在を明らかにするということである程度は解決出来ると考えています。これが「セーフティデザイン」の考え方でもあります。
同じくエレベーターの中央壁には縦型の液晶パネルが組込まれていました。ここで各フロアの広告などがされています。サインパネルでも良いと思いますが、訴求効果があることは間違いありません。
それでは、外に出て外観を見てみます。
エクステリアに木調パネルを用いたデザインを採用することは最近のトレンドですね。
柱をグリーンで覆う施工も同じくトレンドだと思います。柱だけでなく、壁面全体を覆うケースも多いです。
吉祥寺キラリナはこのように最新のトレンドを採用されています。