トイレのリモコン! | セーフティデザイン Safety Design.com

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先日、居酒屋でお取引様と楽しく夕飯を食べていました。

気分よく酔いも回り、ふとトイレに立つと「便座が閉まっている!」という状況でした。
それで、手で開けようにも、固くて開きません!

最近、モーターで便座フタが開くタイプも多いので、ここもそうかと
思い、ボタンを探すと「アレっ」と思いました。

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このリモコンボタンを見たときに「全くわからない‼」。

みなさんは、分かりますか?

酔っているせいもあるのかも知れませんが、仕方なく今一度ゆっくりとボタンを見て、上側に黄色いテプラで、「流す」 「便座を上げる」 と書かれており、ようやく便座フタを上げて用を足すということになりました。

しかし、このボタンのデザインですが、もしこの黄色いテプラがお店の方が気を聞かせて貼り付けしていなかったら、ひょっとするとオシッコ漏らしていたかも知れません。。

笑いごとではありませんね。



まずどのボタンもすべて同じサイズ/色で配置されていて、優先順位が全く分からない。。
印刷文字も小さく、特に上面に配置されているボタンは全く分からないと思います。


家庭用のトイレでは、操作を憶えておけば良いと思いますが、公共用トイレでこのリモコンボタンはNGであると思いました。

因みに、パブリックトイレのJIS規格があり、ここには水洗ボタンや緊急時の呼出ボタンなどの
配列や色などが定められており、これに従えばこうした問題はなくなります。

些細なことですが「セーフティデザイン」の観点では重要な内容ですね。

いやー、驚いた夜でございました。。