ノンステップバスのセーフティデザイン | セーフティデザイン Safety Design.com

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当方、主に医療機器や設備機器などのプロダクトデザインをしております。。

最近は日常の出来事などを色々と書いております(^^)/

どうぞよろしくお願いいたします。

今日は息子の体育大会(運動会)でしたので応援疲れ。。


さて今夜はバスについて書いて参ります。「ノンステップバス」というのは良くお聞きになるかと思います。いわゆる昇降口からフロアが面一になっており足腰の弱っている方ご高齢の方や小さいお子さんなどにも優しい仕様になっています。


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これは中型ノンステップバスです。もちろん撮影用のカットボディーで側面がすべてドアになっているわけではありません。それでも、フロアは非常に低く、乗り降りは世界でも最も良い部類といえるでしょう。


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最後席と運転席は1段高くなりますが、その他の乗客席へのアクセスは良好です。

立っている乗客用の握棒も彩度の高い赤色や黄色を用いておりその視認性にも工夫がされています。



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810mmというワイドドアで、最低フロア高260mmです。これ以上の低床化は大胆な技術革新が必要だと思います。



私の母は75歳で、リウマチもあり非常に助かっています。以前は千葉に住んでいて1ステップバスつまり1段のステップがあるタイプでしたので、1回床にお尻を着けて座り、そのまま身体を180度回転させて乗車していました。東京に越してからはこのノンステップバスで、足を上げて何とか普通に乗り込める様になったのです。


高齢者や弱者に優しいデザインはそのほか全ての健常者にも優しいものです。これを「ユニバーサルデザイン」と呼びますが、ここでは「セーフティデザイン」とも呼んでおきましょう。


私の提唱する「セーフティデザイン」とは安全性に最大限配慮してデザインを行う方法と概念です。