デザイナーを目指した理由! | セーフティデザイン Safety Design.com

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ご訪問ありがとうございます。

当方、主に医療機器や設備機器などのプロダクトデザインをしております。。

最近は日常の出来事などを色々と書いております(^^)/

どうぞよろしくお願いいたします。

今夜は少し話題を変えて、私自身の自己紹介をいたします。


私は、プロダクトデザインやGUIデザインなどを手がけて20年になろうとしています。

そもそもなぜデザイナーになろうとしたのかということを記載したいと思います。


私がデザインを志そうと考えたのは高校生、確か高校3年生だったと記憶しています。

学芸会のような催しで私のクラスが「指人形劇」をやったことがきっかけでした。


どういうことかというと、この指人形劇で私が(どういう経緯かは完全に忘れているのですが、)背景画を描く担当になってしまい、わけも分からず1人で黙々と描きました。確か(ホントほとんど覚えていません、、)絵の具とペンキで大胆に描いていたと思います。


照明やその他のセットも、成り行き上、製作をやらざるを得なくなり、仕方なくしかし意外と面白く作業をしました。


自分なりに工夫もしました。指人形のデザインもした記憶があります。


それで、劇の本番は私はお役御免ということで、観客席側に廻り上劇を観ました。


すると、自分がデザインと製作をしたこの劇が奇跡的に、いや戦略的だったのかも知れませんが、何とも美しく、想像以上の出来栄えになってしまい、観客のみんな(学生と先生)も大変に感動していました。


このとき、「ひょっとするとこういう仕事が向いているのではないか??」と思うに至り、そのまま「デザイン」の勉強が出来る大学を受験したというわけです。


その後バブルが弾けていましたので、就職は難しいかなと考えながらも、それでも大学4年間はデザインへの情熱は衰えることなく、これまた興味のあった自動車会社デザインセンターの試験を受けて、狭き門を奇跡的にくぐり抜けてキャリアをスタート出来たというわけです。


その後は、良い巡り合わせでモデルチエンジの仕事を次々に担当させてもらい、①安全性②美しさ③使いやすさというような順番(②と③は逆かも、、)を自ら優先順位付けしながらデザイン業務をおこなってきました。


デザインするということは、自分の心の中のアイデアを「見える化」したうえでクライアント(上司や経営者)を説得する作業です。


これは私にとっては大変魅力溢れる作業であり、振り返るとつくづく大変有難い仕事についたものだと廻りの方々に感謝をしている次第です。


その自動車会社も入社後10年を過ぎるあたりから、少々心変わりの気持ちが芽生えてきました。


つづく。