ヤマハ マジェスティC 250 SG03J メカニカルシール オーバーヒート | Sae's Café ばいく屋さんの独り言3

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まいど おおきに!

 

今日はマジェC 250の冷却水漏れを修理します。

 

水温計がガンガン上がって「H」手前に...

水冷エンジンは水で冷やすので無くなると致命的。

俗に言うオーバーヒート。

 

漏れの他にラジエター本体の詰まりや

サーモスタッドやラジエターキャップなどの

劣化が主な原因。

 

冷却水がほぼカラで冷却水を入れると

パイプの継ぎ目からダバダバと勢いよく漏れてる。

Oリングの劣化。

 

で、その部分のOリング2ヶを交換。

最初はこれで治ったと思い冷却水を入れると

今度は違う所からポタポタ....ん??

 

 

で、そこのOリングとガスケットを交換して

また冷却水を入れしばらく様子を見てると

今度は別のトコからポト...ポト...ポトタラー

 

おいおい真顔

最初は大きな所から漏れてそこが塞がると

逃げ場がなくなり段々小さな所へ。

そこを塞ぐとまた違う所から漏れ

これを3回繰り返し最終はメカニカルシールからの滲み。

さすがにこの部品は無いので1日お預かりです。

 

ウオーターポンプを外すとオイルと冷却水が

噴き出すので開ける時はゆっくりと。

 

.

 

 

バラバラになったメカニカルシール

 

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バラバラになって残された座面は圧入されてるので

叩き抜き。

 

 

 

結構な値段の純正シール類

 

 

 

メカニカルシールの新品はこの状態で1つの

塊りになってるんです。

 

 

 

メカニカルシールを圧入してペラ付けて

 

 

 

元通り取付たら

 

 

 

エンジンオイルと冷却水を入れてエア抜きして

漏れが無いか確認して作業完了。

 

 

 

8万6千キロなので延命処置。

とりあえず目指せ10万キロ!

 

 

 

オーバーヒートになると

エンジンが冷やされず熱で他のガスケットが

飛んでしまいオイル漏れや冷却水漏れで

最悪エンジン焼き付きになるコトも

 

これからの夏に向けて冷却水の交換や

リザーバータンクの液量をチェックです。

 

それではまた明日。

完了