まいど おおきに!
今日はマジェC 250の冷却水漏れを修理します。
水温計がガンガン上がって「H」手前に...
水冷エンジンは水で冷やすので無くなると致命的。
俗に言うオーバーヒート。
漏れの他にラジエター本体の詰まりや
サーモスタッドやラジエターキャップなどの
劣化が主な原因。
冷却水がほぼカラで冷却水を入れると
パイプの継ぎ目からダバダバと勢いよく漏れてる。
Oリングの劣化。
で、その部分のOリング2ヶを交換。
最初はこれで治ったと思い冷却水を入れると
今度は違う所からポタポタ....ん??
で、そこのOリングとガスケットを交換して
また冷却水を入れしばらく様子を見てると
今度は別のトコからポト...ポト...ポト
おいおい
最初は大きな所から漏れてそこが塞がると
逃げ場がなくなり段々小さな所へ。
そこを塞ぐとまた違う所から漏れ
これを3回繰り返し最終はメカニカルシールからの滲み。
さすがにこの部品は無いので1日お預かりです。
ウオーターポンプを外すとオイルと冷却水が
噴き出すので開ける時はゆっくりと。
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バラバラになったメカニカルシール
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バラバラになって残された座面は圧入されてるので
叩き抜き。
結構な値段の純正シール類
メカニカルシールの新品はこの状態で1つの
塊りになってるんです。
メカニカルシールを圧入してペラ付けて
元通り取付たら
エンジンオイルと冷却水を入れてエア抜きして
漏れが無いか確認して作業完了。
8万6千キロなので延命処置。
とりあえず目指せ10万キロ!
オーバーヒートになると
エンジンが冷やされず熱で他のガスケットが
飛んでしまいオイル漏れや冷却水漏れで
最悪エンジン焼き付きになるコトも
これからの夏に向けて冷却水の交換や
リザーバータンクの液量をチェックです。
それではまた明日。