引き寄せの法則のお話 | 日々徒然

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先に言っておくけど、スピリチュアルな話を否定するわけではなく、それはそれでありだと思っています。

人間、信じるものがあるっていうのは、良いことに間違いはないから。

自分に何かを引き寄せる。

それはあたかも目に見えない巨大なエネルギーが助力しているって考えを持っている人もいると思うけど、僕はそうではないと思う。

引き寄せの法則を起こすのは、あくまで脳っていう臓器。

脳という臓器に魂が宿っているかどうかはわからない。

しかし、脳というのは、自分が思っている以上にコントロールすることは出来ないものだと思う。

実際に意識すると、自動運転の場合がほとんどで、それは脳が省エネモードに入っているからだと自覚している。

車の運転をしていると、ほぼ無意識にブレーキを踏むことがある。

視界の中に得体のしれない何かが侵入して危険を感じたからの場合がほとんどで、それを自分で意識的にコントロールしているわけではない。

いつもその現象が起きる時に、脳の自動運転の精密さに驚く。

引き寄せの法則は、その精密さを利用したものだと思う。

脳は意識しているものに対して、忠実なまでに精巧に、精密に動いてくれる。

有名な実験の、黄色いタクシーの話もそれだ。

目を閉じて、目を開ける前に、「黄色いクルマが目に飛び込んでくる。」と言い聞かせて交通量が多い場所を見ると、明らかに黄色いクルマが目に入る。

こういう実験をして、脳の精巧さと精密さを体験すると、引き寄せの法則も自ずと理解出来る。

自分が気にしてることを追跡してくれるのだ。

それは外部の目に見えない力によるものではなく、自分発信なのである。

この部分は強調しておきたい。

他力と自力では、話がまったく違ってくる。

僕は目に見える世界を信じているし、この世界を信じている。

そもそも世界はどこか遠くにあるわけではないし、何か目に見えない力で動いているのではなく、今あるもので動いているのだ。

今、この瞬間に、ここで動いている。

だから、引き寄せだって、自分発信で自分の力で引き寄せているのだ。

ここを信じ切ることが出来ないと、結局は自分のことを信じることが出来ない。

他人とコミュニケーションを取ったり、誰かのために自分を犠牲にする前に、自分自身を信じ切ることが必要だと常々思っている。

まずは目に見える世界を信じ、この世界を信じ、自分を信じ切る。

誰かを信じる前に必要なこと。

ここがスタートなんじゃないかな。