黄昏れる自然をこよなく愛する素敵なひとびと | 風の音が心に響いて...

風の音が心に響いて...

日々心地よくありたいと願う気持を込めて..、
感じたままを書き綴ってみました

落柿舎
う~ん、なんだかまだシャンとしない身体をおして、もう今日しかないと嵯峨嵐山を歩いてきました。
僕が歩いた午前中はいい天気でしたが、昼近くなると時折時雨れ始め風も出て来てましたがまさしく紅葉ど真中、それはそれはえっらい人出でした、今回は化野へは行かず壇林寺辺りから嵯峨の道を嵐山へ、大河内山荘前のあの竹林の道はひとで溢れててあっさりパス、亀山公園を通って桂川へ降りて天竜寺を経て大覚寺へ戻る感じで大雑把にまわってみました。

いやぁホントに観光地って感じでしたね。
団体さんにカップルさん、老若男女いろんな組み合わせでわいわいガヤガヤ、みんな手にはカメラ、いたるところで人だかりがと思えば、そこには真っ赤に色づいたモミジ、椛、もみじ。

各地から来られてるだろういろんなイントネーションでの歓声や笑い声、写真の構図を競うように個々かしこに陣取るカメラマン。ひとをやり過ごすタイミングを計りかねてる彼を苦笑いして見てる彼女や、お構い無しに道を占領するおばちゃんの一団。
なかでも面白いのが、このお2人はどういう間柄なんだろうって思う不思議なカップルさんたち。
そんなに寒くないとはいっても上着は必須な季節に、コート無しでお店から外に出て来たような薄着でゴージャスな女性に普通のおじさんという、おまるで不釣り合いな2人のファッションや、えっらい歳が違いそうな男女。男女共に数人の集団は一番多くてやたら楽しそうなんだけど、こちらも、とっても仲の良さそうな男2組....。まぁとにかく今日がピークだろうなと思います。

こうやって、色づく自然を愛でにわざわざ出かけたりするのも四季のある日本ならではですが、そこから元気さえももらったりして、なんとも素敵な民族ですよね。
よく、音楽や演劇、絵画といった、いわゆる芸術というものを愛し大切にする人が文化的なみたいに言われますが、そういうものすべては、自然のなかから生まれて来た、言い換えればひとが本来持っている対自然の感性にうったえるものを各分野で再構築しているようなものだと僕は思います。

だとしたら、額や舞台、モノを使わず、そのものをじかに欲し観て感じる日本人って、なんともとっても凄いんじゃないでしょうか!

何もなくても何もないから素晴らしいなどと、まさしく「侘び寂び」なのでしょう。
もちろん人が何も作用しないわけではなく、借景のような自然を取り込み、四季こもごもに、咲く花、映る景色を取り込んでといったように時間の経過さえも計算されてることもありますよね。

いま環境問題が取沙汰されていますが、この和の風情、日本人が好み親しんできた時間と空間の文化を護れば、取りも直さずひとも動物もすべてが心地良く安住できる環境になるのではと思いました。

なんだか紅葉狩りの話しがあらぬ方向へ行きましたが、色づいた樹々を観て笑顔になってるひと達を見てると、なんともこちらまで穏やかな気持になれます。

ホントに素敵ですよね、日本って!

てな感じの左衛門の紅葉狩りでした。。