バンドのメンバーのサックスと2人で、近くの河原というか自然の中で音合わせを初めてやってみたけど、これがなかなか楽しかった。どうしても音量をコントロール出来ないサックス、彼自身も昔はよく近くの公園や河原で練習をしたと聞いて、それならと一緒に外で演ろうかと話してはいたものの、なかなか時間も取れず出来ないままでいた。
今週末はリハはお休みで、ここ2、3日いい秋晴れが続いて何処かへ行きたくなっていたら、ちょうどメンバーからの電話、二つ返事で機材を揃えて迎えに行くと、いつものように満面の笑みを浮かべて彼が立っていた。
ギャラリーがいるのもどうかと思い、結構クルマを走らせて雲ヶ畑というところまでやってきて、横に清流が心地いい路肩に止めた。イスもテーブルも持たずに来たので、後ろのハッチを開けてそこへ腰掛けてギターを取り出した。
せせらぎの音と鳥のさえずりくらいしか聞こえない山間にサックスの音色が響く、アコースティックを持っていない僕は、電池で鳴るアンプでiPodと共にギターを鳴らしてみた。
野外ライブ以外で外で弾くのも初めてならこうやってギターとサックスだけで音合わせするのも初めて。それでも互いの音は自然に溶け込むように心地良かった。
ついこの間始めたばかりのオリジナル曲のテーマメロディー。
1音1音確認しながらその抑揚とかも伝えていく。
ギターで創った旋律が、サックスでなどられるとより一層叙情的になって僕の耳に還ってきた。
いやぁ~なんかえ~やん(^^)
音程から受ける感覚がギターとはまったく違う。
フレーズの高低を少し変えてみてもまたいい感じになる。
僕はまったくサックスは知らない。音数と押さえる場所、数などがどうなっているのかわからないけど、目の前で器用に指を走らせるのを見ながら先にテーマを奏でていく。
こうも上手い具合に、メロディーがハマる感じに説得力を持つものかと、ついこの間まで眼中になかった楽器とは思えないほど、感心しながら聴き入っていた。
2人で音を組み立てていく、いままで誰ともやった事の無い作業。
これ!アリだなと思った、ちょっと彼に惚れているのか?
そんなことを感じながら、自分の創った曲に血が通い始めたような気がして嬉しかった。
帰り道、彼がいま感じる自分の思いを話してくれた。
誰かと何かを育む楽しさ。ずっと音楽がそうだと思ってやってきて、それは音楽だけじゃなく、こうやってどんなことも楽しく、そして意欲を持って出来る事だと。
そして、いまこうやって出会ったメンバーとなら、表現する事が自分の為だけにかかわらず皆の為でもあるということと、それ以上に聴く人にまで想いを広げられそうなこと。
その中で自分を高めプレイヤーとしても望むところへ行けそうなんだと。
それを聞いて嬉しかった。
僕もそうだと思った、彼の純粋さにも心を打たれた。
音楽はひとがやるもの、だからこそそのひとの感性が色濃く反映される。
そして、そのひとの感性が僕を触発する....。
やはり大事なのはひと、心なんだと思った。
(^-^;)ちょっと....、カッコつけすぎかな。
でもわくわくする気持は抑えられないな♪