台湾映画です。
ウォン・カーウァイ監督。
これまた高校生の時にみた映画、マイブルベリーナイツの監督さんです。
率直な意見、
17歳の私は、大人の恋愛ってこんなに切なくて苦いものなんだ、、、てショックでした。
それ以来、ちょっと避けてきた映画だけど、「光にふれる」を見て、ノラジョーンズのしっとりとした雰囲気とアンニュイな映像をジワジワ思い出しました。
DVDでもう一回観たいと思います
光にふれる、は、実在する全盲のピアニスト、ホアン・ユィシアンの人生の一部を描いています。
そして
主役をユィシアン本人が演じているのです
自分が自分の役を演じるのって、すっごいことだと思います。
映画の中には、心が痛むシーンもあるし、悲しみもある。
彼は、その時の感情をまるごとぶつけてきていて、演技を超えた言葉じゃ言い表せない表現がありました。
人間力がある、ってこういうことなんだな、、、
彼の光のような存在となる女の子、サンドリーナ・ピンもちょー良かったです。
ユィシアンの母親役のリー・リエは、本当のお母さんにしか見えませんでした。
それほどリアルに、生きていました。
なんといっても、劇中で流れるユィシアンのピアノと、即興のような生きた音楽が良かったです。
RUSHに続き、心を動かされる映画でした
みなさんよかったら劇場に観に行って、感想を聞かせてください