ここまでが平成大合併前です。ここから郊外の住居表示が増えます。


1999年(平成11年)

魁町の大字冷水・田之浜で住居表示を実施した。郊外部については○○町××の形式にしているため、いずれも「魁町」を冠称するが、省略する。

冷水1~4丁目、綱場1~2丁目、望1~3丁目、田の浜1~2丁目、卸団地、景浦1~3丁目

 

※なお、景浦と市街地の小字区域の間には狭小な大字東魁の区域が残されている。今回の図から新たに拡大図の方に示すことにする。

 

2000年(平成12年)

若菜町の中心部に以下の町が発足。

祭、港町、小敷、厳島、片町、上町、中町1~2丁目、観音

昭和町に以下の町が発足。
川江1~3丁目、開、藤棚1~2丁目

 

また、春若町で松が丘学園1~3丁目が発足。2~3丁目が春若町初の住居表示実施地区となった。(1丁目は高宮大学松が丘キャンパスとなるが、この時点では住居表示が実施されなかった。なお、松が丘キャンパスは高宮市森の木町にまたがっている)

 

2001年(平成13年)

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野間平町で住居表示実施。ゆめみ野ニュータウンは増勢途上であるため見送り、当該区域は暫定的に野間平町のまま残された。

野間平本町、野間平第二町、野間平新1~2丁目、大角町
雪野谷1~2丁目・鴻坂藤和町・名知栄町で住居表示が追加。その際に雪野谷1丁目の西側、野間平に接する部分が野間平望月町として独立。

 

白富町で住居表示実施。

高宮県においては郡部での住居表示実施は中松橋郡粉田町(現実の地名で言うと佐賀県有田町)、春若町に次いで3例目となる。

以下の町が発足した。

泊1~2丁目、桜の宮1~2丁目、栄、白羽1丁目、光が丘1~3丁目

 

2002年(平成14年)

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三木谷町・木本十字町・妙円坂町が住居表示実施。高岡町も住居表示を追加。

三木谷町は三木谷1~3丁目に分割(ただし、3丁目は住居表示未実施)。
妙円坂町は妙円坂1~3丁目・妙円坂御手洗町・妙円坂奥井町に分割(ただし、奥井町は住居表示未実施)。一部は町名未変更のまま残された。
また、美々坂台1丁目の町域が少しだけ拡大した。

 

2003年(平成15年)

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福岡町大字福岡で住居表示実施。下記の町名に分かれたため、大字福岡は廃止された。

本村1~2丁目、協和、伊里浦1~3丁目、事代(協和のみ住居表示未実施)

 

また、野間平町の残された地区で住居表示実施、野間平ゆめみ野町となった。

また、竹若春日町・竹若岩尾町・鴻坂屏風岩町で住居表示が追加された。

 

春若町で住居表示実施、以下の町が発足した。

みなみ坂1~2丁目、みどり坂、ルミエール1~2丁目、旭里1~3丁目、葵が丘

 

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高宮市は「丁目を含めて町名は二重まで」というルールを採用しているくせに、郊外部で○○町××という町名がまかり通るようになってからは平気で長くなるようになってしまいました。

まあ、中心部においては、そのルールは基本的に守られているんですが、ここにきて、野間平新○丁目という町名が誕生しました。野間平が地区名にあたるため、「新+○丁目」では本当はルール違反なのですが、さすがに80街区以上ある野間平ニュータウンを単一町名にするのは大きすぎるという判断で、苦肉の策で分けたというわけです。

ちなみに、同じ野間平には第二町という非常に香ばしい町名がありますが、これは野間平第二団地に由来します(現実の長崎市においても小江原第二団地と呼ばれている)。

 

ということで、ここから平成の大合併に入っていきます。