「うちの子」たちの紹介をしているところだ。第1回は「ハルワカのうた」のメインキャラ、すなわち、主人公・健介と、彼の同級生で、同じアパート「アネックス久世」に住む面々を紹介した。そして前回は彼らが住まうアネックス関連の人物を紹介した。
ということで、ここからは健介たちが通う春若栄久高校の関係者に入っていく。
まずは同級生だ。前回、玉井まで紹介したため、あと4人いる。今回、男率高いけど、ご容赦ください。
大上 茂(おおうえ しげる)
年齢/学年(登場時点):高校1年生
誕生日:9月1日
血液型:O
出身地、出身校:高宮市春若町、高宮市立松が丘学園中学校
身長など:196cm、90kg(筋肉質)
趣味:運動
家族構成:両親と3人暮らし
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健介と慎吾の友人。初期から登場しており、当初は慎吾とともにサブキャラ的な登場だったが(ハルヒで言う谷口と国木田)、慎吾がメインキャラに昇格したため、サブキャラのまま残された。
身長2m近い大男で、表情こそあまり豊かでないものの、大胆にから回っちゃう割と損な役回り。
健介とは中学からの同級生で、そこに全くよそから入学してきた慎吾が合流してつるむようになった。また、茉衣子や玉井とも中学の同級生である。ちなみに、この4人、小学校は全員ばらばらである(健介は久世小、玉井は松が丘小、大上は荒木田小、茉衣子は中学入学後に沖縄から移住した)。
中学の同級生である玉井に中学の頃から惚れている。中学は1年生と3年生で同じクラスで、普通に話すこともある仲だが、豪快そうに見えて意外とシャイ故にアプローチできないまま高校に入学してしまった。2学期になると玉井の幼馴染という雄人まで登場し、いわゆる三角関係に発展するが…
綾香 雄人(あやか ゆうと)
年齢/学年(登場時点):高校1年生
誕生日:10月11日
血液型:A
出身地、出身校:高宮市春若町、私立月陵学園に高校1年1学期まで在籍していたが…
身長など:159cm、45kg
趣味:ボランティア
家族構成:両親、小学5年生の妹の4人家族
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物語が始まって数か月後、2学期が始まるときに春若栄久高校にやってきた転校生。父親が医者で菊水寺で開業している。
小学校は公立の松ヶ丘小学校に通っており、玉井とはそこで一緒だった。家が近所で、幼稚園の時から仲良しの幼馴染。そして、中学受験し、月陵学園に通っていた。そこで千宥と知り合った。ちなみに、千宥は寮生だったが、雄人は自宅生。
微妙なタイミングで転校してきたが、入学から成績不振が続き、なんとかお情けで、成績を上げることを条件に高校進学の許可を得たものの、結局ついていけず退学となった、というわけ。それで家から近い栄久に転校になったという。
非常に暑苦しく、なんにでも熱心だが、どこか空回りしがち。早い話、そんな調子で勉強もついていけなかったようだ。
2学期の始業式、「綾香という転校生が来るらしい」といううわさが流れ、男子生徒がざわついたが、結局、「綾香」という苗字の男だったもので、男子生徒一同がっかりしたという経歴がある。その頃、茉衣子も噂をかぎつけ、「7組に男なのにあやかって奴が転校してきたらしいぞ」と千宥・玉井に行ったところ、思い当たる人物がいる2人は大いに動揺したという。
玉井は幼馴染の雄人と再び同級生になったことに素直に喜んだ。そして、大上との三角関係に…
千宥はかつての同級生が来ないものとして栄久に入学したため大いに動揺した。そして逆に雄人も、かつて男子校で同級生だった千宥が女の子の姿でいたことに大いに驚いたという。しかし、ほどなくよき理解者となり、悩み多き千宥を(若干悩みを与えている)美佳とともに支える。ちなみに、かつては「杠くん」と呼んでいたが、「この姿でくん付けはできない」と転校後は「千宥さん」と呼ぶようになった。
渡辺 啓太郎(わたなべ けいたろう)
年齢/学年(登場時点):高校2年生(登場が遅いだけで、健介らと同級生)
誕生日:5月30日
血液型:B
出身地、出身校:大阪府堺市。地元公立中を出て、1年生までは大阪市内の私立高校に通学していた。
身長など:167cm、59kg
趣味:お笑い
家族構成:慎一(父、45)、恭子(母、43)、対馬 孝(祖父、71)、対馬 としえ(祖母、68)
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高校2年進級時、美佳と同じタイミングで大阪から転校してきた。父親が脱サラし、お好み焼き屋を開業するということで、母親の実家がある春若にやってきた。店の名前は「おこのみ・対州なべや」。「対州」は母方の祖父母が経営していた定食屋「対州亭」を改装したことによる(対州は対馬姓から)。祖父の引退に伴い店を譲り受けたという。ただ、結局はその後も店を手伝っており、今でも一部人気メニューを提供しているとか。
大阪生まれではあるが、幼稚園入園の頃から小学4年生ぐらいまでは転勤が多く、日本中各地を転々とした。幼稚園年長から小学1年の途中まで那覇におり、なんとその折に茉衣子と友達だった。それから10年の時が経ち、沖縄でも大阪でもなくなんと高宮で再会したからびっくり。10年越しの腐れ縁が復活した瞬間だった。
ある日、外国人の女の子を道で見かけた。道に迷って困っていると思い、また知り合ったばかりの同級生(※モブ)にいいところを見せようと拙い英語で話しかけたら、流暢な関西弁で「この辺に住んでるから別にええよ」と返され恥をかいたという。そして、その後それがなんと茉衣子の姪・紗莱であることが判明。ちょっと恥ずかしい初対面であるが、同じ関西人ということで意気投合するも、そこから紗莱に本気で惚れられてしまう。本気になれないしなってはいけない小学6年生からのアプローチに悩む渡辺であった。余談だが、紗莱は家族からは相当に気に入られているらしい。
なお、大体苗字か「ナベ」で呼ばれるが、茉衣子からは啓太郎、紗莱からは啓ちゃんと呼ばれる。
お笑い好きでお調子者だが、結構すべりがち。
一ノ瀬 帆宇(いちのせ ほたか)
年齢/学年(登場時点):高校2年生(登場が遅いだけで、健介らと同級生)
誕生日:7月4日
血液型:AB
出身地、出身校:高宮市宮川(現実の地名で言うと長崎市の住吉近辺)、高宮市立宮川中学校
身長など:162cm、80(Cカップ)-60-82
趣味:
家族構成:両親、兄の4人家族。
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2年生進級から少し後。ラブコメ的要素を込めつつ日常系を繰り広げる「ハルうた」は、実は若干組のカップル成立があったため(※作者の中ではいくつかカップリングはあるのですが、伏せておきます)、新しいフリーの女の子を投入した方がいいと思ったため投入した。いわゆる典型的なツンデレ。ちなみに、作者としてはあまり得意な分野ではない。
席替えの後に健介と隣になって、あれやこれやがあったりなかったり。…というところまでで、あんまり細かい設定は詰めてないです。今のところ。
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ここまでが健介たちの同級生。ホントは二生の友人とかも考えたいところだが、そこまではまだやってません。
というわけで、教師陣を紹介します。物語上なにげに重要な役割を持つ理事長とかも紹介すべきなんだろうけど、名前(太田黒正信)ぐらいしか設定してません。はい。とりあえず、健介たちの学年を受け持つ教諭+αを紹介します。
榊原 妙子(さかきばら たえこ)
年齢/学年(登場時点):29歳
誕生日:1月27日
血液型:AB
出身地、出身校:高宮市春若町、春若栄久高校→九州大学教育学部。ちなみに、実家は現在春若にはない。
身長など:152cm、81(Bカップ)-59-86
趣味:ジョギング、ロリータファッション
家族構成:現在は一人暮らし。3人きょうだいの一番上(妹と弟がいる)。両親は現在仙波市(現実の地名で言うところの佐世保市)で暮らしている。
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ロリータファッションに身を包み教壇に立つ超イロモノ教諭。こう見えて三十路。担当教科は数学。
型破りながらも、教え方は非常にわかりやすく、そして担任としての業務も賢くこなす、見た目に似合わぬ優秀ぶり。
また、生徒に自らを「妙ちゃん」と呼ばせるさらにイロモノポイント。
教師というよりは、数学が教えられて、なおかつ楽しい学園生活を盛り上げるパートナーととらえているという。
その変わり者ぶりから、実は千宥の担任を3年間任されているという。実は色々と複雑な問題を抱える千宥を支えつつ、他の生徒にもかわらぬ愛情を注ぐ人気者。
教室で声を荒げることはほとんどないものの、「呼び出し」を食らったやんちゃ生徒は、ちょっとしたトラウマを植え付けられたとの噂がある。
自らも栄久のOGであり、さらに有希乃、泉も彼女の初期の教え子に当たる。
ロリータファッションを常用するが、始業式、終業式などの節目には制服を、体育祭には体操服を着用するなど、あざといばかりの衣装持ち。スク水も持っているとの噂も。
余談ながら、モデルは作者が予備校時代にお世話になった先生(ただし、担当教科も性別も異なる)。
北御門 結唯(きたみかど ゆい)
年齢/学年(登場時点):23歳
誕生日:2月28日
血液型:O
出身地、出身校:高宮県北橋市(現実の地名で言うと諫早市)、県立北橋高校→高宮大学教育学部
身長など:143cm、78(Bカップ)-58-82
趣味:ドラマ鑑賞
家族構成:現在は一人暮らし。両親と妹がいる。妹はゆいより大きい。
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ハルうたキャラ一の低身長。春若栄久高校国語教諭。
やはりその小ささ故か、ナメられがち。特に茉衣子にはかなりおもちゃにされている。
苗字が長いので、基本的に「ゆい先生」で通っている。
泉とは大学時代からの友人。泉を通じて有希乃とも友人となり、よく健介(有希乃)宅で酒盛りしている。最初は生徒の自宅で飲むことにかなり抵抗を感じていたというが、現在では結構普通に飲みに来る。それでも、ぐうたらな有希乃と案外子供っぽい泉と一緒にいて、見た目に似合わず一番大人な性格である。ちなみに、1浪しているので、実際に有希乃・泉より1歳年上である。
少しでも大きく見られたくて、頭のてっぺんでお団子頭にしている。
悩みは、怒っても迫力がないこと。
泉 麻里花(いずみ まりか)
年齢/学年(登場時点):23歳
誕生日:9月8日
血液型:A
出身地、出身校:高宮市名知(現実の地名で言うと滑石)、春若栄久高校→高宮大学教育学部。小5まで春若に住んでいた。
身長など:163cm、98(Hカップ)-69-96
趣味:かわいいもの集め
家族構成:両親と3人暮らし。兄が2人いるがいずれも実家を出ている。
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春若栄久高校OGにして、現在は養護教諭。
そして、健介の姉・有希乃の幼稚園からの親友。小学5年生まで同級生で、健介のことも生まれた時から知っている。6年生に進級するときに親が家を建てたため名知に転校したものの、車で10分の距離なので、ちょくちょく会っていた。そして、栄久高校に進学し、再び同級生に。高宮大学に進学したものの、学部は違うもののその後も仲がよく、さらに教育学部で知り合ったゆいも交え、3人でよく遊ぶように。この有希乃・泉・ゆいの3人組は現在健介たちの間で「3姉s(サンネエズ)」と呼ばれている。
作中一の巨乳。とはいえおっぱい「以外」も大きいのであるが、そこはご愛嬌といった感じで、かわいくて優しくておっとりした性格が男子生徒から絶大な人気を誇るぽっちゃり美人。性格がいいため、女子生徒からも好かれている。
優しいお姉さんという感じの泉先生であるが、実は実生活は3兄妹の末っ子で、甘えん坊。実は、案外子供っぽい。
酒好きでまあまあの強さであるが、泣き上戸。健介宅で酒盛りしてはよく泣いている。
悩みは誰も名前で呼んでくれないこと(親友の有希乃ですら小学校の途中から泉と呼んでいる)
余談だが、有希乃のところに集まる形でよく開催されるこの酒盛り、ゆい目当てに茉衣子が、泉目当てに慎吾がよく乱入する(念のため言っておくと、飲みはしない)。
すっごくどうでもいい話をすると、作者自身の好みの女性のタイプをこれでもかと詰め込んでいる。
伊福 成芳(いふく なるよし)
年齢/学年(登場時点):63歳
誕生日:3月17日
血液型:B
出身地、出身校:高宮県織田島市(現実の地名で言うと大村市)、県立博扇館高校(織田島市)→高宮大学教育学部。
身長など:169cm、70kg。
趣味:釣り
家族構成:妻と2人暮らし。子供が2人いるがいずれも実家を出ている。
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春若栄久高校英語教師。創立から勤続30年のベテラン。
禿げ頭と白いひげがトレードマークで、いかにも老人然とした風貌であるが、そこから繰り出されるパワフルな授業が持ち味で、還暦を過ぎた今も「栄久一うるさい先生」と呼ばれる。
最初は「怒ってるのかな?」と思っていても、途中で「あ、この人タダの変な人だ」と気づき始めたら、ただの名物教師へと昇格する。口癖は「僕を信じなさい。8割あってるから」。
余談だが、モデルは作者の中学時代の恩師。妙ちゃん同様担当教科も違うし、ハゲていないが。
深町 亮太(ふかまち りょうた)
年齢/学年(登場時点):28歳
誕生日:4月4日
血液型:B
出身地、出身校:高宮市春若町、春若栄久高校→東京の体育大学。
身長など:175cm、69kg。
趣味:サッカー
家族構成:実家は近いが一人暮らし。実家には両親と弟がいる。
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春若栄久高校体育教師。彼もまた例によって栄久OB。
妙ちゃんは一つ上の先輩にあたり、当時から親交がある。当時から後輩に「妙ちゃん」と呼ばせていたあたり、行動原理がぶれていないというか。
この作品の男性陣の中で、明確にイケメンキャラ扱いされる珍しい人物。ただ、数いる登場人物の中では割とポンコツに分類される人物であり、人望はちょっと微妙。しかし、それでもやはり女子生徒の人気は高い。ただ、惜しむらくは女子の授業はあんまり持っていない。
他の教師キャラと比べると登場頻度も少ないが、やはり妙ちゃんとのエピソードを中心に登場させることになるのではないだろうか。
とまあこんなところです。今のところキャラ紹介はここまででいいのかな。
あと細かい設定をそのうち語りたいけどね。どういうのがいいんかな?例えばこのキャラとそのキャラはなんと呼び合ってるかの表とか、高宮市や春若町そのもの設定とか思いつくけど。何かアイデアあったら教えてください。では。