ここから支所地区に入ります。当面は、中心部に近く、都市化が進んでいる地区からすすめていきます。

 

日宇

現在、住居表示実施済2町、一部実施2町、未実施6町の10町からなる。

ちなみに、佐世保市の資料では大岳台町は一部実施であったが、どうみても全域実施済みである。

 

大体、こういう支所とか出張所の管轄になっている地区って、合併される前の町村ごとに管轄されていることが多いが、日宇支所の場合は旧日宇村の一部のみであり、残りは本庁地区になっている。

なお、大岳台町・沖新町は元より全域住居表示実施済みなので省略する。ただし、沖新町は前の記事で描いた通り、天神3丁目の一部を編入した。

 

・大和町

結構大きい町だが、町内会は西大和町、東大和町、北大和町と全部「大和町」だったので、単純に丁目に分けるのみとした。

 

・白岳町

町内会でいうと、川の左岸が白岳町1組、右岸が白岳町2組である。それをそのまま丁目にしただけだが、私のこだわりで、「尼潟」を町名にしたかったので、白岳町2組の一部ではあるが、独立させた。ちなみに、一応だけど、大塔町の一部を編入しているという大義名分はある(とはいえこちらも町内会的には白岳町2組の一部)。

 

・日宇町

こちらもほとんど町内会的には「日宇」だったのでこちらも5丁目までに分けた。ちなみに日宇ヶ丘は4丁目に含めた。

 

・ひうみ町

こちら、できたばかりで↑の通り、Mapionの地図が更新されておらず実態がつかめない。まあ、Google mapでは街並みが描かれているのだが、それでも番地はかかれていない。

で、この写真を見てほしい。

こちらは、現地で撮影してきた区画図だ。これが番地として運用されているかは不明だが、住居表示実施されていないのなら、これを住居表示にしてしまえばいい。

これによると、住宅地区は46街区あるが、それより下の「事業用地」には番地が降られていない。メインストリートより南側、北側、そして、調整池の東側がある。調整池の東側はおそらくドラッグストアコスモスだろう。これは後述の通り、大塔町に返す。

順番通りにならないが、しょうがないので、南側を47番、北側を48番とする。

 

・もみじが丘町

ここ、住居表示実施地区じゃなかったんだ…。知らなかった。

これを見てほしい。4~6番地は南側の部分にあり、8~41番地は団地のメインを占めており、普通の住居表示と同じような並び方をしている。そして、そこから先は43番地と47番地だけで東半分を占めるという状態になっている。ちなみに大塔小学校は6745番地である。

このうち8~41番はこのまま生かす。青字で書いたとおりだ。そして、それ以外の43・47番地は42番から新たに降り直し、66番までとする。で、大塔小は1番、中央公園を2番、4~6番地の部分も番地を変えて3番とする。ということで4~7番が欠番ということになる。ちなみに、34~35番も欠番である。

 

・大塔町・卸本町

大塔町は団地にいくつか独立した町内会が置かれているが、名前は大体大塔○○みたいな感じだ。その中で唯一さつき台のみ大塔がつかないため、独立させる。このほか、脇崎と佐世保学園地区という町内会がある。これらを合わせて脇崎町として独立させる。

残りが大塔として残る地区になるが、3丁目まで分ける。

卸本町はいわゆる卸団地の部分と住宅団地・陽光台に分かれる。陽光台は住居表示実施地区、未実施地区、そして卸本町をも出て大塔町に属する部分に分かれるが、陽光台町として独立し、既に住居表示実施済みの地区の降り直しも含め住居表示を実施する。

 

・黒髪町

黒髪町は広大である。猫山免と木場免が合併したうえに、なぜか黒髪町と名前を変えてしまった。これだけバカでかいんだから、黒髪、猫山、木場すべてを残すことが可能なんじゃないかと考えた。

黒髪町は住居表示一部実施地区でもある。南西部に63街区あり、南高の敷地の一部を含む1番から42番までが、菫ヶ丘を含む犬小川と日宇川の間の部分だ。次は43番から54番までは日宇川左岸となっており、55番で再び日宇川右岸に戻る。

この住居表示実施地区を黒髪として残し、日宇川で分ける形で1・3・4丁目とする。

1丁目が1~42番の部分であり全域が住居表示実施済みの地区であり、番地もそのまま残す。43~54番の左岸地区が4丁目、55~63番の右岸地区が3丁目となる。1・4丁目に隣接する犬尾川右岸を2丁目とし、3・4丁目も一部追加する。ということで新・黒髪は4丁目までとする。

さて、黒髪町は住宅団地が多い地区であり、菫ヶ丘、桜ヶ丘、椿ヶ丘といった地区がある。近くにもみじが丘もあることだし、これを独立させたいと思った。ということで、桜ヶ丘町と椿ヶ丘町を独立させた。ちなみに、菫ヶ丘は住居表示実施済みであり新・黒髪のど真ん中に位置することから分割を断念した(黒髪1丁目の一部に)。

ということで、この黒髪・桜ヶ丘・椿ヶ丘にならなかった部分を木場と猫山にする。市内の丘陵地帯を縦断する市道の内側のみを住居表示実施することとし、住居表示実施地区を1丁目とした。そして市道の外側は猫山2丁目、木場2・3丁目とした。

…すみません。多分文章だと何を言ってるのかわからないと思うので、下の位置図を見てください。

 

ということで、日宇10町(済2町、未6町、混2町)は、35町(済32町、未3町)に再編となった。

 

次は中心部の「反対隣」です。お楽しみに。