引っ越して1年あらためて夫婦の関係を考える・オルゴナイト届く | さえりんの部屋

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2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です  
  娘を想いながら日々を一生懸命生きています。

 ​​​​​今日8月22日は私たちが今住んでいる名古屋市の賃貸マンションへ引っ越して1年になる日です。

特に記念日ではありませんがもう1年かあっと不思議な感じです。1年前の今日はくらさん、ちーさん、娘ちゃん、本気君が引っ越しのお手伝いに来てくれてさえりんのお仏壇とローチェストや大きなキッチンボードやテレビなどの大物を最後に運び込んでこの日からこの部屋での新生活が始まったのです。

引っ越しの作業が終わって夕方にはお寿司やケーキやお惣菜などを買って来て、ちーさんのお誕生日パーティーをこの部屋で初めてさせてもらいました。
ところがお誕生日パーティーの最中に次女から不安なLINEと電話が(^-^; 
仕事から帰ってきた次女は熱が上がりどんどん体調が悪くなって自分も不安になって最後には泣きながら電話がかかってきたのです。私は急遽誕生日パーティーの途中で次女の部屋へ様子を見に行くとかなり体調が悪そうだったのでそのまま放ってはおけず、くらさんご家族と本気君が帰った後で我が家へ次女を連れてきたのです。翌日クリニックで検査をしたらコロナでした💦次女はこの時初めてコロナに感染して凄く落ち込んでいたので我が家で看病することにしたのです。そして今年も8月初めに2度目のコロナに💦次女は夏に弱く8月になると暑さで免疫力が低下するのか感染しやすいようです。そんな1年前がつい昨日のことのようです。

 ​昨日の夜、久しぶりにさえパパとゆっくり語り合うことができました。
さえパパは今までの癖でつい自分の感情や思いは言わずに黙ってしまう不器用で無口な根っからの男。それが夫婦円満と家族円満の為だと思っているのです。

​​​​ところが最近の私はさえパパのそういうところや外ずらの良さに腹が立ってしまうことが多くよくケンカをしていました。そして最近そんな気持ちをくらさんやちーさんやたっちゃんに話していて​気付いたことは「私は寂しかったんだ」ということです。​​決して外ずらが良いことが気に入らないのではなく、むしろ人に親切なところは良いことだと私も同じ気持ちです。ただ私が腹を立てる理由は、人には気を遣えるのに私には気を遣ってくれないところ、人には優しくても私には優しくないところです。その腹立ちの根幹は私の埋まらない心が寂しかったんです。

​かけがえのない最愛の紗愛理を喪って心に大きな穴が空いた喪失感は一生埋まることはないでしょう。その喪失感と寂しさを少しでも埋めたいという気持ちがさえパパの愛情を求める気持ちになっていたんだと思います。一時はその穴を次女で埋めようとしていたのですが次女は自由に飛び立つ娘なので(要領よく甘えてはきますが)次女に依存してはいけないと気が付いて、その矛先がついさえパパに求めたくなってそれでも寂しさが埋まらないから腹が立っていたんだと思います。それで特に最近不満と喧嘩が多くなっていたのです。​​​​

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​​私たち夫婦はちょっと変わった夫婦です。普通は結婚して自分たちの家庭をはぐくんで夫婦2人で子育てをするのが当たり前なのですが、私たち夫婦は結婚と同時に主人の両親との完全同居生活(玄関も台所もお風呂も共同)が始まったので、私は坂田家の嫁ではあるけど、さえパパの妻にはなってなかったような気がします。もちろん妻ですが夫婦の関係を作る事が上手くできていなかったような気がします。子育てや経済的には義両親にずいぶん助けてもらい良かったのですが、​夫婦の関係としてはお互いなるべく波風を立てないように穏便に我慢してこれが同居生活の弊害だった気がします。​

そんな私達夫婦はさえりんが亡くなってから何度も衝突し壊れそうになるのを乗り越えて、昨年ついに義両親との同居の家を出て夫婦2人の生活始めたのです。
​結婚27年目にして夫婦2人の新婚生活が昨年スタートしたのです💦​

この歳になってからしかも27年も今まで過ごしてきた関係はすぐに変えれるはずもなく、さえパパもかなり家事も分担してくれるようになりましたが、まだまだ不満に思ったり喧嘩もよくします。でもこれで良かったと心からそう思っています。

​​​​昨日も私の愚痴から喧嘩になりかけたのですが、さえパパとゆっくり話し合うことができました。さえパパは私に不満に思っていることなどを話して「今まで結婚して28年間でこんなに自分の気持ちを話したのは初めてだよ。俺はこれからは自由に生きると決めたんだ!!」と言っていました。
私も今不満に思っていることを話して「自分の心が埋まらず寂しかったから八つ当たりのような気持ちが出るんだ」と素直な思いを話しました。

きっと夫婦にもいろんな形があって良いと思います。だから他所の夫婦と自分たちを比べることは愚かなことだとわかっています。でもつい人が羨ましくなるのは無いものねだりで、それも私の寂しさからくる求め心なんです。
​​​​

​​まだまだですがこれからはこうして素直な気持ちをお互い話し合って私達流の「夫婦の新しいカタチ」を作っていけたらいいなあっと思うのです。
まだ新生活が始まって新婚2年目ですから(*´艸`*)

​トムとジェリーのように仲良く喧嘩して、歩み寄れる夫婦になれたらいいなあ。​
きっとさえりんも、パパとママが本物の固い絆で結ばれた夫婦になって仲良く暮らすことを一番に望んでいると思うから。​​




​ 昨日徳島県のいちママさんから荷物が届きました!!​
​8月4日に徳島県へ行って作ったオルゴナイトを送ってくれたのです。​
こういうレジンの作品作りはセンスがなく苦手なのですが、とっても可愛く出来ていたので良かったです。何よりさえりんの写真入りなのが可愛い!!
そしてペンダントトップと置物の中にはさえりんの乳歯も入っているのです。


​​​​​​​​私は凄く嬉しかったですが、まだこれをバッグに付けたりペンダントとして使うことは恐れ多い気がしてさえりんの仏壇に飾りました。いつか身に付けて一緒に出歩ける日が来るのでしょうか??これも時間の経過とともに変わっていくのかな??​

​以前はお骨を入れて一緒に過ごせるようにペンダントやブレスレットのようなソウルジュエリーが欲しいと思ったこともありましたが、5年前義父にさえりんの遺骨を仏壇用に持って行かれた時ショックで寝込んだ苦い記憶が蘇るのです。それ以来怖くなって遺骨も開けられないし紗愛理の一部を身に付けるなんて恐れ多いことだと思ってしまうんです。まだグリーフ(悲嘆)の真っ最中なんだとあらためて感じます。

​​それでも今回いちママさんが誘って下さってこうしたメモリアルになる作品のオルゴナイトを作れただけでも良かったと感謝しています。きっといつかは身に付けれる日が来るといいなあ。いちママさんありがとうね!!​

​いちママさんはにじいろ会にカラフルなクラフトテープもご支援して下さいました!!今年は京都支部も増えて豊明も増えて材料もたくさん必要になってきます。
本当に助かります!!​
いちママさんいつもありがとう(⋈◍>◡<◍)。✧♡​​​​​​





​(さえりん4歳10カ月 刈谷交通公園で遊ぶ)​







 

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