娘の事故 | さえりんの部屋

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2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です  
  娘を想いながら日々を一生懸命生きています。

今日は、朝いつものように休みの主人とお墓参りに行こうとしたら、軽自動車同士でもすり替わりがしにくい狭い道を、大型トラック(10トンくらい)がスピードも緩めず、しかも運転手の若い男性は携帯電話をいじりながら、私たちが端に寄って止まっているのも全く気付かずに走り去っていきました。主人は腹を立てクラクションを何度か鳴らしました。私も無性に腹が立ち「こんなトラック運転手がいるから、さえりんは殺されたんだ!!」怒ってると叫びたくなりました。


娘の事故の事を書こうと思いました・・・
   

令和1年6月4日(火)
この日我が家の運命は大きく変わってしまいました・・・

朝8時55分、私は知人と約束があり娘より先に家を出ました。
「ママは今から出かけるけど、紗愛理も時間になったら気を付けて仕事に行ってきてね」というと、自分の部屋で寝転がってゲームをしていた娘は「うん。わかった。ママいってらっしゃい」と笑顔で答えてくれました。
まさか、これが紗愛理との最後のお別れになってしまうとは、思いもよりませんでした・・・






9時15分いつもの出勤時間、「さえちゃん、いってらっしゃい。車に気を付けてねー」と見送る祖母(姑)に「いってきます」と元気に、愛用のピンク色の自転車に乗り、職場に向かったのです。職場は家から自転車で15分の、市内のチェーン店の衣料品店。

13時15分、久しぶりの早上がりの勤務を終え、職場の人に「お疲れさまでした」と元気に挨拶して、自転車で帰っていきました。
途中、近くのローソンで絆創膏を買い店内で一枚指に貼って(後にこのカメラ映像が本人確認となる)たぶんお昼ご飯を回転寿司に食べに行こうと思ったのでしょう、事故現場へと走って行ったのです・・・

13時36分、国道〇〇号線バイパスの〇〇〇インターを降りた交差点で、
娘は青信号の横断歩道を自転車で横断中に、左折してきた10トントラックの前方不注意で、自転車ごと下敷きになり、即死しました・・・
一瞬のできごとでした・・・

トラックの運転手は私と同じくらいの年齢の女性でした。
救急車は来ましたが、頭が潰れ損傷が酷かったため、病院には搬送してもらえませんでした。
そのまま警察の遺体安置所に運ばれたのです。

15時30分頃、突然、警察から私の携帯に電話があり「娘さんが事故に遭いました」と。私は気が動転して「娘はいまどこですか?病院ですか?怪我の具合はどうなんですか?」と尋ねると、警察官は言いにくそうに「娘さんはお亡くなりになりました。いま警察で大切にお預かりしています」と。
私は何が何だか全く理解できず、パニックになり、「嘘です!嘘です!嘘です!・・・・・」と何度も何度も叫んでいました。
異変を感じた父(舅)が電話を代わり、すぐに主人に連絡をして30分後に主人が職場から帰ってきました。

17時30分、主人の車に乗り二人で警察署へ。
体がガタガタ震え現実を認めるのが怖くて怖くてしかたありませんでした。
信じたくない・・・きっと何かの間違いだ・・・娘は一日中仕事で夜帰って来るんだ!!と、ずっとずっと、頭の中でグルグル思いが巡っていました。

警察署に着き、見せられた所持品のピンク色のリュックサック、携帯電話、靴は、無情にも娘の物に間違いありませんでした。
娘さんかどうか確認をと言われましたが、私は怖くて認めたくなくて見ることが出来ませんでした。
確認した主人が「頭は潰れていて目も両方無くて、顔はよくわからなかったけど、体はきれいで紗愛理に間違いなかった・・・」と・・・
私は最後の望みが断たれて、その場に泣き崩れ、思考回路が壊れました。
暫くして、主人が「紗愛理の最後の姿をお前も見てやれ」と私を抱えて、遺体安置室へと連れていきました。私は母親なのにやっぱり怖くて怖くて、全身を見ることが出来ませんでした。
かぶせてあるシートを半分だけ開けて、鼻から胸までを見るのが精一杯でした・・・

警察官は当初、DNA鑑定の結果が出るまで一週間は返せないと言われたのですが、
私が「早く娘を返してください!!!」と発狂したためか、リュックの中の絆創膏とレシートをもとにローソンの防犯カメラ映像を取り、私たちが娘に間違いないと確認できたので、ようやく帰宅の許可が出ました。

21時頃、警察から「娘さんを連れて帰っていいですよ」と言われたものの、壊れそうな娘をまさか車に乗せて帰るわけにも行かず、困っていたら「葬儀屋に連絡してください」と言われました。私たちはまさかこんなことになるなんて思いもよらず、何の準備もしてないので葬儀屋に取引もなく、思い浮かんだのは、イ〇モ葬祭で働く私の友人Tさんでした。Tさんに電話すると、ちょうど仕事が終わり帰るところだったようで、「紗愛理が交通事故で死んじゃった・・・」の言葉に、Tさんはとってもびっくりして「なんで、どうして・・・」と一緒に泣いてくれました。

Tさんの手配で警察署に霊柩車が娘を迎えに来てくれました。
私たちも一緒にイ〇モ葬祭へ行き、係の方と、通夜と葬儀の日取りだけ決めて今日は帰れることに。「娘さんはエンバーミングのため一日だけ預かります」とのこと。
私は娘と一緒に居たいと懇願しましたが、「明日綺麗になったら必ずお家に連れていきます」と言われ、主人に抱えられて外にでました。
駐車場の車のところでTさんが待っていていてくれて、抱き合って泣きました。
Tさんは、何も食べていないだろうからと、お弁当とお茶を買って渡してくれました。
Tさんの心遣いが本当に心に染みました・・・


これから私たち家族はいったいどうなちゃうんだろう・・・と、突然、別の世界に放り込まれたみたいで、怖くて、不安で、絶望の淵に立たされたのです・・・

                              
                              つづく・・・・


 

       

        
         どうか温かい目で見守って下さい!

       いつも温かいコメントありがとうございますどきどきハート


 



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スマホ機種変しました!
またアンドロイドですが、まだ使い方がわかりません・・・
ゆっくり慣れていきます( ^ω^)・・・

今日のブログ最後のほうで間違えてぜーんぶ消えてしまい、
半日かかって泣きながら書きました・・・号泣