紫式部ゆかりの越前
福井県越前市、紫式部ゆかりの郷へ。
父・藤原為時の越前守就任に伴い同行し、
都以外で住んだ唯一の土地といわれますね。
JR武生駅で下車し、
まず本興寺に行ってみました。
国庁が置かれていたであろう、
式部らが住んでいたであろう場所で、
住所はなんと「国府」ではないですか。
現地では、作業員の方がまさに発掘作業に
あたられていました。
少しずつ出土されているそうで、
非常に気になります!
そこから30分ほど歩いて、紫式部公園へ。
こちらには、国司の住まいをイメージし、
お庭も平安絵巻のような優美なものが
再現されていました。
越前での暮らしが、
紫式部の「源氏物語」執筆に
大きな影響を与えたそうですが、越前は、
さぞや味覚や視覚を刺激する、
素晴らしい土地であったことでしょう。