レキジョの歴探〜備中高松城跡〜 | 石田紗英子 オフィシャルブログ

レキジョの歴探〜備中高松城跡〜

毎度趣味投稿失礼いたします(笑)。


岡山に来たからにはと、 

備中高松城跡にも行ってきました。

そうです、秀吉の中国大返しの直前に

水攻めを行なったことで有名なお城です。


秀吉は、備中高松城主の清水宗治に

降伏も提案しましたが、

宗治は毛利氏への忠誠心に厚く、

城を枕に死す覚悟でした。

軍師官兵衛は難攻不落の城の傍を流れる

足守川に着目。

お城の周囲3kmに12日間で堤防を作り、

雨季で増水している足元川の水を

引き込みました。


秀吉は本能寺の変を知ると、

毛利側に事変を知られぬよう

一気に話をつけることに。

籠城中の城兵5000人の助命と、

毛利側には攻め込まないことを条件に、

城主の死を求めます。

宗治は、自身の命で皆が助かるのならと

条件を呑みました。


「浮き世をば 今こそ渡れ 武士の名を

高松の苔に残して」

宗治の責任感、殿ヂカラは、

今後もしっかり語り継いでいきたいですね。


すれ違った地元の方に、

「イノシシに気をつけて。

出会ったらゆっくり後退りして。」と言われ、

携帯の電池残量わずかの中、

内心ドキドキ歴探でしたが、

途中で引き返すことなく行って良かったです。

ご笑覧くださり、有難うございました!