沼田城跡 | 石田紗英子 オフィシャルブログ

沼田城跡


沼田ドライブ。
真田昌幸(幸村の父)や信之(兄)が
支配していた沼田城の跡は、
真田幸村ファンとして外せない場所です。

生誕地の信州上田に始まり、
信之が初代藩主となった松代、 
幸村が蟄居した高野山・九度山、
最後の舞台となる大阪城、
冬の陣の真田丸跡、
夏の陣の道明寺・茶臼山・安居神社、
さらに幸村の血脈を追って宮城県白石市… を
訪ね、主だった幸村足跡としては、
関ヶ原の戦い前に親子兄弟で袂を分かった
犬伏を残すのみとなりました(笑)。

犬伏で、信之(妻は家康の養女)は東軍に、
昌幸•幸村(妻は大谷吉継娘)は
西軍につくことを決断しましたが、
その後昌幸が沼田に立ち寄ろうとすると、
信之妻の小松姫が
「たとえ舅とはいえ敵にございます。」と、
沼田城で門前払いしたエピソードが残ります。

沼田城跡には、真田時代の石垣が現存し、
当時の面影を感じることができました。
ちなみに、関東で五層の天守を持つのは
こちら沼田城と江戸城のみだったそうです。
(江戸城は3代家光の際に焼失後
再建はありませんでした)。
沼田城本丸跡は今も発掘調査中のようで、
新たな出土に期待が高まります。