戦国三大英傑の足跡
ふらりと岐阜へ。急に思い立つ、
いつもの行動パターンです(笑)。
学生の時ぶりに青春18切符を使ってみたけれど、
片道で断念。思いの外、鈍行列車の旅は
まず訪れたのは、金華山にそびえる
岐阜城(元・稲葉山城)。
戦国時代には、油売り行商から美濃国大名に
なった斎藤道三、そして3代のちに、
道三の娘婿である織田信長が
居城としていました。
長良川が貫流する平野を眼下に
“美濃を制する者は天下を制す”と、
言葉を残したのは有名ですね。
山城の麓には、発掘途中の信長の館跡が…!
宣教師ルイス・フロイトの書によると、
金閣寺を凌ぐほどの煌びやかなもので、
客人をもてなす言わば迎賓館であったのだそう。
城をあとにし、信長が楽市・楽座令をしいた
城下町・川原町を散策。
古くからの紙問屋さんや材木商さんが
軒を連ねる。趣のある町並みと、
日本三大清流である長良川のせせらぎは、
猛暑を忘れさせてくれるほど。
そして、今回一番の目的地、関ヶ原へ‼︎
芭蕉が“夏草や 兵どもが 夢の跡”と、
詠んだのは奥州平泉ですが、
天下統一を志し、侍たちが果敢に戦った
この地もまた然り。
東軍についた武将は、先見の明があった。
西軍についたものは、亡き秀吉への
仁義に厚い諸将であったといえる。
そして両軍ともに、戦乱を終わらせ
平穏な世を望んでいたに違いない。
思いを馳せ、手を合わせました。
戦国3大英傑の足跡を辿りに、大満足!
めったに履かないスニーカーの靴擦れと筋肉痛、
そして、冷めやらぬ興奮で、眠れない夜です。。