龍馬vs官兵衛 | 石田紗英子 オフィシャルブログ

龍馬vs官兵衛


…そんな、この二人でどっちかなんて、
とてもとても選べません。

もちろん生きた時代も違いますし。

先日、番組で龍馬vs官兵衛をされていて
おじゃましましたが、
私の個人的イケメンツートップです☻。

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まず、坂本龍馬。
教科書に出てくる人物で、
かなりの有名人ですよね。
幕末の志士で土佐藩出身。
大政奉還や薩長同盟に尽力したことは
みなさんよくご存知でしょう。

とにかく先見の明があり、
視野が広かった人!
北辰一刀流の免許皆伝でありながら
これからこんなものは役に立たないと
ピストルを持っていた。
周りがピストルを持ちだしたら、
万国公法という法律の本を持っていた。
いよいよ新政府ができるとなると、
彼はそこには入らず、亀山社中を
(日本初の株式会社ですよね)
創って海外との貿易をしだした。

photo:02


一方、黒田官兵衛。
安土桃山時代に、
小寺政織、織田信長、豊臣秀吉に
仕えた軍師。
今の大河ドラマの主人公ですね。

彼は、頭脳明晰で義を大切にする人。
生涯で一度も戦に負けたことが
なかったほど、作戦上手。
戦わずして勝つことを信条に、
調略といって相手を要は口説いて
味方につけることに長けていた。

有名なのが、秀吉の天下統一締めくくり、
小田原城の北条氏を調略した
エピソード。
官兵衛は丸腰で出向き
(以前有岡城に単身調略に行った際
一年間幽閉されたにもかかわらず)
北条氏を降伏させた。
北条氏は、家宝の名刀日光一文字を
官兵衛に授けたという。
敵も、官兵衛を信頼し、
惚れた証拠ではなかろうか。



もし、今の時代に龍馬や官兵衛が
生きていたら…
とは、なぜか思いません。
それぞれの時代を命を懸けて
走りぬけた人。

彼らのおかげで国が動き、
今の私たちがいるのは事実。

私の年齢では、
龍馬はもう亡くなっていて
官兵衛は幽閉されていた。

私には何ができるのだろう。
この偉大な先輩たちを語り継ぎ、
物事の捉え方や人を大切にする倫理観を
そこから学ぶことでしょうか。

そんなことを考えてると、
胸が熱くなって眠れない(笑)。