東海道を歩く! | 石田紗英子 オフィシャルブログ

東海道を歩く!


古峯神社の宿坊を出て、向かった先は…
栃木→埼玉→東京→神奈川!
湘南新宿ラインで一気に南下しました。

以前から、東海道を歩いてみたくて(笑)
本当は小田原から日本橋まで、
およそ100kmの道のりの予定でしたが、
風邪をひいちゃいまして…。
今回は、東海道五十三次の 
大磯宿と藤沢宿を散策しました。

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と、いうことでJR大磯駅で下車。
元祖湘南らしいのですが、 
波乗りさんの気配は全くなく、
海際に松林が残る、風情ある宿場町でした。

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その大磯に、かつて百足屋という宿が
ありまして…。
私が尊敬する、新島襄先生が
お亡くなりになった場所なんです。   

場所は、東海道沿いの照ヶ崎海岸交差点の
ところです。

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『八重の桜』でも描かれていましたが、
襄は、今にも破れそうな心臓を抱えながら、
同志社を大学するための資金集めで
奔走していました。

夢半ばで、襄は亡くなってしまいましたが、
仏教が強い京都で、 
キリスト教の大学を創るという、   
彼の熱意と人望がなければ
同志社大学設立はなかったはず。

本当に感謝しています。。
それと、その行動力に惚れているのかも
しれません。
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当時の大磯宿の様子がわかる絵図。
旅籠や本陣といった建物は 
なくなったものの、
お寺や道のくねり、地形は変わってなくて、
昔の情景が思い浮かびました。
 
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続いては、藤沢宿へ。
今のJR藤沢駅北側に  
宿場町があったそうです。

言われてみると…
そんな面影を残すお店がちらほら
残っています。
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そして、藤沢宿の目的はこちら! 
白旗神社です。

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絵馬をよ~く見てください↓。
武将の旗印…そう、源義経が、
こちらの神社では祀られているのです。

源平合戦では、大活躍をした義経ですが、
それが仇となり追われる身に…。
奥州平泉に身を寄せていたところ、
当主の藤原泰衡に急襲された、源義経。  

その後チンギスハーンになったとか、
義経伝説は数多くありますが、
こちらではこんなエピソードが。

義経と弁慶の首を持ち帰ったところ、
頼朝が本拠地鎌倉に入れたくないと、
手前で本物かどうか確かめさせたとか。
それを流したところ、この地に流れ着き、
驚いた町人は、大切に埋蔵したそうです。

いつの時代も、歴史はあり、
その上に私たちは生きているのですね。
長い歴史年表の中で、  
ほんの一瞬与えられた命。

故人に感謝して、今の時代を精一杯
生きたいと改めておもいました。

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