やっぱり奈良の子です2
翌朝6時ころ、窓のシャッターを開ける音で目が覚めました。
早いなぁ。。
父は早速頭にタオルを巻いて、庭はきから、洗濯物から・・・
がんばっています。
私はごはんの用意をしかけました。
もやしがあったので封を開けたら、すっぱい臭い。
「お父さん、これいつ買ったん?」
「まだ最近や。1週間ほど前かな。」
・・・どおりで。
朝はそんな感じでまったり過ごして、
午後から出かけました。
行った先は・・・車で30分ほどの明日香村!
みなさん、ご存知ですか?
ここは、710年の平城京遷都以前、日本の中心だったところ。
飛鳥時代の明日香村(あすかむら)です。
縁のある人物でいえば・・・
聖徳太子、蘇我入鹿、蘇我馬子、天智天皇、天武天皇、
持統天皇、額田王・・・などなど。
そう、645年大化の改新がおこったのは、この地です。
では、車窓風景をご覧ください。
↑黄緑色の稲穂と、山々が織り成す風景。
だんだん、明日香村に近づいてます。
↑藤原京跡もすぐ近く。
↑前方に現れた、この小高い山は、
大和三山(他に、畝傍山と耳成山)のひとつの
香具山(かぐやま)です。
春過ぎて~夏来にけらし~白妙の~
衣ほすてふ 天の香具山~
持統天皇の一首。カルタ取り大会などで
聞き覚えはありませんか?
↑おっと、父の向こう側に見えるのは、
橘寺ではないですか!
聖徳太子が生まれたとされるお寺です。
ちなみに、太子のおかあさまがこの馬屋で産気づいたことから、
厩戸皇子(うまやどのおうじ)という幼名がついたそうですね。
↑ここでもご当地アイス発見しました!
古代米ソフトとかいうらしい。
↑のどかな風景でしょう。。
明日香の稲淵という地域で、“棚田”が有名です。
稲を刈った後の風景もなかなかいいですよ。
幼いとき、私と妹がこの絵をバックに撮った写真、
そういえば、つい最近まで居間に飾られていたような・・・。
明日香村から、私の実家の方向を向いてパチリ。
写真ではわかりにくいですが、
それはそれはキレイな夕焼け空でした。
このあと、関空行きリムジンバス乗り場まで
送ってもらいました。
奈良・明日香・・・
そこは、ずっとず~っと変わらない。
めまぐるしい進化を遂げる大都会に憧れて、飛び出したけど、
時々は、こんな変わらないものにふれて、心をやすめたい。
すっぴん になれるこの場所が、だいすき。
来週の5連休にでも、みなさんよかったら遊びにきてくださいね。