ここから先のマイホームの記事は、非常に書きにくい笑
なぜなら嫌なことがたくさんあったから
実はこれだけマイホームの記事を伸ばして書いていたのはわけがあって、リアルタイムではとても書けないと思っていたのと、忙しくてゆっくり文章を考えて書けなかったからです
リアルタイムで書いてしまうと、未解決の部分を書くことで、読んでいる方に誤解を与えてしまう可能性もありました
また一生懸命対応してくださった営業の方などにご迷惑をかけてしまうこともあるかなと思っていました
さらに私自身もとても憤りを感じたので、リアルタイムで書いてしまうと、勢い余って書いてはいけないワードまで書いてしまいそうでした笑
1年経ってから書くことで、色々と冷静になって書くことができるというのがあります
また一旦は、バーっと文章を打ちますが、書き方に問題がないかどうかをきちんと確認して書くべき内容だと思っていたので、それをしているゆとりがある時期に書きたいと思っていました
そして実は長い間、書くべきか、書かないべきかを迷っていたというのもあります
これはマイホームネタに限らずなのですが、私の中で書くべきか、書かないべきか迷っていて書いていないこと、というのが実はたくさんあります
ネットに一度公開してしまったものは消せないし、私のブログは商用目的でやっているわけではないので、当然書きたくなければ書かなくても別に良いのですが(たまにPRとかはしますけどね…)
ただ、自分が困ったときにたくさん検索して、私自身が多くのブログに助けられているというのもあります
私は発信するツールを持っているのに、無難なことばかりを発信し続けるというのも、どうなのかなーという思いもあったりして
多分これを書いたら、困ったときに誰かの役に立てるだろう、ということはあっても、一方でそれを読んで気分を害する人がいるかもしれないと思うと、なかなか踏み出せなかったりもするんですが…
今回は全部書こうと思っています
気分を害する方や、それは違うのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は自分が経験してみて、これは会社側が変わってほしいとも思ったのも事実です
ここから先の数記事は、建方工事で起きた出来事を書きたいと思います
まず先に簡単な流れと結論から書きます
テーマは「木造住宅建設中の雨濡れ」です
・数日前からニュースで注意が呼び掛けられるほどの春の嵐の予報。
・屋根をかけるまでのスケジュールが非常に長くなっており(あとでわかったこと)、春の嵐の直前に途中まで工事を進めて休みに入っていた。
・屋根がかかっていない状態で、1時間に20mmを超える土砂降り。
・1階部分は柱、2階部分は床の基礎部分となる合板が張られており、屋根は基礎の骨組みのみの状態での大雨のため、少なくとも合板にはブルーシートなどで養生すべきではないかと依頼。
・しかし養生を行う前に大雨となり、途中で養生はしていただいたものの時すでに遅し。
・翌日の雨上がり、家のすべての木がびしゃびしゃに濡れて、家中から雨が滴り落ちている状況。
柱部分に書かれたシャーウッドという印字もかすれ、防議処理済の印字は完全に消えているものの多々ある状態に。
・「乾かせば大丈夫」とのことであるが、その根拠を出すように依頼。
また出来るだけ早く乾くようにヒーターを利用してくださり、さらに最速で屋根をかけて防水処理を行う。
・「乾かせば大丈夫」の根拠についての詳細は記事の中で。しかし納得できる根拠は出てこない。
含水率測定器を利用して、濡れた木の含水率を毎日計測するも、全く含水率が下がらない合板が多々。
・10日放置しても含水率が落ちない合板や、中には乾いたものの、目で見て分かるほど反り返ってしまったものも。
・1枚ずつすべて確認し、問題があるものはすべて張り替えを行うことに。
しかし1度穴を開けてしまった釘を抜いて、再度穴を開けることになってしまうため、強度等について協議。
・防蟻処理済の印字がすべて消えてしまっているものについては、防蟻処理剤が落ちてしまっていないかについて根拠資料をいただいたが、先方のご厚意もありすべて再度防蟻処理を施工いただく。
・床の強度にできるだけ影響がないように張り替える工夫をご説明いただき、3分の2ほどの床合板を張り替え
多くの方が、お家の工事中に「雨が降らないといいな」と思うのではないかなと思います
しかし日本の天気は雨の日も多いので、工事中すべての日で雨が降らないというのは難しいです
とはいえ、雨が降っても影響のないように工夫はできるはずです
もちろん防水処理後は濡れても全く問題がなかったりしますし、多少の雨は大丈夫なものもあります
ゲリラ豪雨などでどうしても避けられないこともあると思います
でもおそらく多くの方は、木造住宅の建築中に雨が降ったら、不安になるのではないかなと思います
この件については検索すると何人かの方が実際に経験したことを書いてくださっていて、私もそういったブログを読んで非常に勉強になりましたし、とても助かりました
工法によっても影響が異なります
ここからしばらくは、ずぶ濡れになった我が家についての経験を書きたいと思います
途中でも書きますが、「大丈夫」という言葉は安易に信じないほうが良いと思います
信用できる人からの「大丈夫」という言葉は、時にとても励みになるし、本当に大丈夫なことも多いです
しかし残念ながら、「大丈夫」という言葉を信じてしまって、実は「大丈夫ではなかった」ということも世の中にはあると思います
私は信用できる人以外の、根拠のない「大丈夫」は基本的に信じません
この時も「大丈夫です」という言葉が妙に引っかかりました
結局一部は大丈夫でしたが、一部は大丈夫ではありませんでした
もしもお家を建設中に濡れてしまって不安になってこのブログにたどり着いた方がいらしたら、根拠のない「大丈夫」にはお気をつけていただきたいなと思います
ただ工法含め、様々な要因によって、濡れても全く問題がない場合もあると思います
もし今、建築中に雨に濡れてしまった方が読んでくださっていたら、本当に「大丈夫」な場合もあるので、個々の事情を踏まえて質問をしてみたり、調べてみてください
そして何より1年経ったので、少なくとも私がお願いした積水ハウスの支店では、同じことは起こらないようになっていてほしいなと思っていたりします
積水ハウスは大きな会社ですが、支店ごとルールがかなり異なります
もはや支店が一つの会社というくらいに、様々なことが違って驚いたりもしました
今はSNSで他の支店の方の情報を得ることができるし、コミュニケーションも取れてしまうので、そういった違いも分かりやすくなってしまいましたよね
なのでこれから書く件に関しては、支店によっては同じ積水ハウスでも全く異なる対応の可能性があります
長くなってしまうので、具体的な話は次回の記事から書きます
アップしたらこちらの記事にも目次としてリンクを貼っていく予定です
それでは徐々にではありますが、書いていくのでよかったらまた見にきてください