少し前ですが、義両親に合格祝いでステキなレストランへ連れて行っていただきました
ANAインターコンチネンタルホテル東京の36階にある ピエール・ガニェール へ
3つ星シェフのピエール・ガニェール氏が手がけるレストランです
週末のランチに伺いました
窓から見える景色がとてもステキ
都心だなぁって感じもしますが、東京タワーをはじめ、奥にはお台場やお台場付近を飛ぶ飛行機まで綺麗に見えて、外を見ていても飽きませんでした
今回はランチに伺ったものの、フォアグラなどディナーのメニューにしかないものを…ということで、ディナーコースをいただきました
私はフレンチ好きなのですが、コース料理でゆっくり食べるのが好きではない!と旦那はフレンチ苦手…
(お子様ランチみたいなワンプレート食べる方が好きらしい笑)
どうやら義姉家族は義両親とすでに来たことがあるようですが、我が家はそんな理由もあり、今までフレンチは呼ばれていませんでした笑
横浜から休日に都内へ行くのは面倒なのですが、こちらのお店は行く価値がある!と義両親が言っていたそうなので、今回はこちらのお店に伺うことに
いやぁすごかったー
圧巻のコースでした
切り株にのったウェルカムフードは1つ1つは小さくてもこだわりがギュッと詰まっていました
わさびの葉とともにいただいたこちらは、ツンとするわさびの葉との組み合わせが絶妙でした
食べられませんよー!と説明のある揚げたパスタの上にも美味しいウェルカムフード
見た目も味も素晴らしくて、これからのお料理に期待
ブレッドは3種類
こだわりのバターがとても美味しくて、止まりませんでした
そして前菜
前菜が5皿
コース料理に見立てた前菜だそう
これだけでも圧巻です笑
さっぱりしたフルーツを使ったジュレや
こちらは実はイカだったり
こちらはステーキに見立てていますが、前菜なので実はとっても薄いお肉なんです
彩も鮮やかで、目で見てもワクワクしてしまう感じ
お料理をいただく前の説明でとってもワクワクして、お料理を実際いただいて感激したり、驚いたり
これだけの種類があると、お料理の話でも盛り上がります
食べながらお話しする話題があまりないなーって方でも、多分こちらのコースをいただいていたら、何かしら喋るネタが出てくるってくらいです
次は【季節の風】
ここからはお料理を選べるのですが、ここでフォアグラがあるのがディナーコースとのことで…
せっかくディナーコースにしていただいたので、フォアグラをチョイス
ここからはメニューがあるから、長いメニューを書いていきます笑
まずフォアグラだけで4皿
これ全部、フォアグラを使って作られているんです
説明を伺いながら目でもかなり楽しめるお料理
写真映えも抜群
黒オリーブを纏ったフォアグラのテリーヌ
胡瓜 蜂蜜の香るチェリートマトのミセッシェ
見た目も鮮やかなメインプレート
濃厚なテリーヌですが、正直これは濃厚すぎました…
この量を食べきる頃には、もうフォアグラ大丈夫…ってくらいには濃厚でした笑
美味しいけど、ここまで濃厚なら気持ち程度の量で満足できそうです
串刺しにしたフォアグラのポアレとミニ椎茸
ティミット胡椒の香るビガラードソース
これはとても美味しかったー
少しこってりはしてますが、ソースもとても美味しくて大満足
温かいものなので、これから食べるのをオススメされるのですが、一口目で美味しいー!と言ってしまいました
フォアグラのクレームブリュレ
赤果実のソルベと共に
見た目はデザートですが、中はしっかりフォアグラ
少しこれはくさみが強かった気もしました
フォアグラのお料理でもこんな好みがあるとは自分でも驚きましたが、それぞれ味が全然違うので、贅沢なフォアグラの食べ比べは楽しかったです
ソーテルヌの香るフォアグラのパルフェ
フランボワーズ/オッパリーヌロゼ
こちらもデザートに見立てたフォアグラ
見た目は完全にデザートですよね
こちらも真ん中は濃厚なフォアグラでした
こんなに色々なフォアグラのお料理を食べたことも、一度にこんなにたくさんのフォアグラを食べたこともありません
濃厚なものが多く、少し飽きてしまう部分もあったのですが…飽きるほどいただけるってかなり贅沢なことですよね
さてメインはお肉料理かお魚料理を選ぶことができます
1つずつ選んでシェアしていただきました
まずはお魚料理
オマール海老をチョイス
全てオマール海老を使ったお料理です
オマール・ブルーというオマール海老の最高峰ブランドのものを使用しているそう
お皿もすごいですよね
というか、もう見慣れてきましたが、お魚料理も5皿です
フランスの店舗では大昔はもっとたくさん出てきて、ストップをかけるまでお料理が出続けたとか…
1つの食材をメインにこれだけのお料理を作れる才能、すごいです
生姜の香るボルドレーズソースを絡めたブルー
オマール海老 ちりめんキャベツと砂肝のコンフィ
オマール海老に砂肝という組み合わせに驚いた一品
見た目ほど濃厚ではなく、食べやすかったです
でも正直海老はそんなに食べるところがなかったかも…笑
シェアしてるからなおさらですが
ブルー オマール海老とマンゴー
フヌイユのジュレ
海老とマンゴーという、こちらも組み合わせに驚きましたが、さっぱりしていて食べやすかった
ぷりぷりの海老の食感も感じられました
アスピック仕立てにしたブルー
オマール海老 ナスタチウム
これも美味しいのですが、見た目のインパクトの方が記憶にあり、あまり細かい味は記憶にありません笑
ブルー オマール海老のムースをファルスした
フレッシュモリーユ茸
シャトー シャロンの香るクリームソースと共に
その前のフォアグラがかなり濃厚だったので、オマール海老のお料理は比較的さっぱりに感じました
これも濃厚だとさすがに飽きるので、ちょうどよかったです
ただ1人でオマール海老のお料理5皿よりは、シェアするのがちょうどよかったです
あ、5皿目は撮り忘れたらしく写真がありませんでした
それにしてもこれだけのお料理を作るのは本当にすごいなと思います
こちらも厨房には10人弱の方がいらっしゃるようです
このレベルのレストランなら当たり前ではあるかもしれませんが、提供時のお料理の温度とかもすごく絶妙でした
お料理の説明をしていただき、口に入れるときにちょうど良い温度になっている感じ
これだけの品数のお料理を、いただくときにちょうど良い温度で仕上げて提供する、というだけでもすごいと思います
ホテルのレストランの中にはお値段2万近くても、作り置きだなーとわかるお店も過去にありました
あと盛り付けが崩れて出てきたり
そういったことが、こちらのお店では一切なかったです
このクラスのお店では当たり前かもしれませんが、私はこれってすごいことだなぁと思います
さてメインのお肉料理のほうは
黒毛和牛をチョイス
こちらは4品でした
黒毛和牛フィレ肉のグリエ
青海苔を効かせたジャガイモのピューレ
雲丹を添えて
メインのお肉はソースと付け合わせに驚きます
青海苔のソースに雲丹
この組み合わせは凡人には思いつきません
しかもとても美味しくて
口の中で全部が組み合わさったときに、味が完成する感じがなんともたまりませんでした
でもお肉はもう少しやわらかいものがよかったかも
とろけるほど、ではなかったです
ただ雲丹は美味しかった
雲丹が苦手な方でも食べられるだろうなというくらい、雲丹の嫌な部分がなかったです
牛のジュレと雲丹
こちらも牛と雲丹の組み合わせ
さっぱりとしたジュレと濃厚な雲丹
フォアグラより雲丹の方が飽きないですね
雲丹塩でアセゾネした黒毛和牛フィレ肉
ゴマと海藻のサラダ
これはさっぱりサラダ
濃厚な雲丹を少しお休みする一品でした
雲丹の香るカリフラワーのグラタン
私はこのグラタン、メインの中でも一番好きかもしれないというくらい好きでした
もともとグラタン好きというのもあるけど、これ美味しかったー
私はお肉料理の方が食べやすく、飽きない組み合わせだったのと、味の癖が少なくて好みでした
雲丹が嫌いな方は厳しいかもしれませんが、雲丹もお肉も楽しめてとっても満足度の高いメインでした
そしてデザート前に
可愛い可愛いプレートが
センス良いプレート
ありがとうございます
デザートもまたすごいんだろうなーと思っていたら
前半です!と言われた3品
前半と後半に分かれてるあたり笑
前半はさっぱりなデザートが続きました
メレンゲで軽めのデザートや
さっぱりしたゼリーを使ったもの
トマトみたいな可愛いデザートも
シャキシャキとした食感の中にはキュウリも使われていました
前半のデザートは、お料理で少し疲れた舌を休めた感じ笑
きっと後半は甘いものだ!と予想していましたが、もちろん予想通りです
可愛らしいケーキが2つ
濃厚なチョコケーキ
もうこのあたり、お腹いっぱいすぎて笑
さすがに辛かったです
ピスタチオやイチゴを使ったデザートも味は美味しかったです
お腹いっぱいすぎたのが残念なくらい
ただお料理に比べて、デザートはすごい特徴があったわけではないかなと思います
それにしてもこれだけのお料理を考えるのもすごいし、一度にいただける種類としては超贅沢でした
確かに横浜から食べに行く価値のある、圧巻のコースでした
最後の最後に小菓子が出てくるのですが、これで本当に最後です!というお言葉も笑
皆さんどれが最後かわからなくて、困惑するそうです
確かに、まだ出てくる?!って思いますよね
結局何皿出てきたんだろう?!というくらいたくさんのお料理を2時間半ほどいただいて、大満足のランチとなりました
お皿洗い大変そう…なんて感想も出てしまうほどのたくさんのお料理でした
お料理はもちろん、スタッフさんもとても素敵で、何か質問すると必ず即答、しかも質問の回答に1つ豆知識をつけて話してくださるし、それがまた面白いお話ばかりでした
話が長いな、嫌味っぽいな、とかそういったことが一切なく、すごく気分良く楽しめるお店でした
とっても素晴らしいランチごちそうさまでした
自分たちではとても行く機会がなさそうなので、貴重な経験になりました