兄は4年ぶり、娘は人生で初めての花火大会。
はじめは、大花火の音に驚いて子どもたち
無意識にブルっとして耳をふさぐ。
娘にいたっては、キャッと悲鳴をあげて
両手で耳をふさぎっぱなし。

その姿を見ると4年前、兄も同じように
人生で初めての大花火の音に驚いて泣いていて
義兄のひざの上で耳をおさえていた。

それが、今では一人で座って、花火の音にビクッとするぐらい。
母のひざはもちろん、手すら必要としないで
隣で一人、花火が上がる夜空を見上げている。
大きくなったねぇ。と、しみじみするわ。

しっかし、ひざの上で姉が、花火があがるごとにキャっ!
と悲鳴をあげるもんだか
花火のドーン! と姉のキャっ! が餅つきみたいな音頭に聞こえて
思い出にひたる母の邪魔をする。



それでも、花火があがるごとに

娘たちもだんだん花火の音に慣れてきて

キャっ! の悲鳴が、きれ~い! すご〜い! に変わって

花火を見つめる子どもたち。

花火大会ならではの一体感を味わえて、

最後は文句なしで家族みんなで楽しめた。


夜店やら観覧席やらで、何だか散財しちゃったけど…

大花火の楽しさを思えばそれもさもありなんよ。



こどもちゃれんじ