双子を育てるまでは、双子といえば一心同体で
遠くに離れていても以心伝心。
通じあえるものと思っていた。
双子のじゃんけんも同じ。
アイコばかりで勝負がつかないと思っていた。
それが実際は、娘たちのじゃんけんは一発で勝負がつくことも多く
離れていたらお互いが何をしているかなんて知る由もなし。
その辺の兄弟姉妹と変わりないのだ。
それはうちの娘が二卵性だからかな。
母の勝手な双子のイメージを次々と壊してくれている。
見る夢だってそうだ。
ふたり同じ夢を見たことは、今のところない。
ただ、昨夜姉が見た夢は双子にまつわるもので
これは双子だからこそ見る夢かな。
姉「◯◯がまた赤ちゃんになって、母に育てられる夢を見たの」※姉◯◯
母「妹は?」
姉「妹はね、いなかった。でも、兄も父もいたよ」
母「妹は生まれてこないの?」
姉「妹はね、生まれてくるけどずっと後。
◯◯ね、母とふたりでもっともっといたいから、
妹が生まれるのは来週」
母「来週!?」
姉「そう。それまで、母とふたりで。嬉しかったなぁー」
だなんて、キュンとさせる夢の話をしてくれた。
双子は、比べられることも多いけど、遊び相手に困らないし、
ふたりでいるだけで可愛いと言ってもらえる良さがある。
それでも時々、一人の子として見てもらいたい。
そんな思いになるのかな。
これもまた、娘たちにしかわからない領域。
母はいちいち発見があって面白いわ。