姉は、保育園でたまちゃんというお友だちができて

園のなかでは、お姫様ごっこをして過ごしているという。

妹は、ままごとはすることはあっても

園でお姫様ごっこはしない。



うまく描けないと嘆いて描いた姉のウサギの絵



毎日のように姉が、たまちゃんとお姫様ごっこをしたというので

妹もお姫様ごっこに興味がわいたのだろう。

昨夜はふたりでお姫様ごっこをしていた。


といっても、ふたりのお姫様は、それぞれお料理を出して

食べるという設定で、おままごとの延長。


姉が、フライパンに何やらおもちゃを入れて、炒めたそぶりをした後

「梅干しの天ぷらどうぞ。食べたら死ぬよ」と物騒なことを言っている。


妹は妹で、差し出された梅干しの天ぷらに見向きもせず

「お姫様、これ美味しいわよ。食べてください」と

次々と料理をふるまって、お姫様というより下僕。


姉は、妹に振る舞われたお料理を

「もぐもぐ。美味しい、美味しい」といただき

ふたたび、「梅干しの天ぷら食べて。食べたら死ぬよ。」という。


なんだ、この奇妙奇天烈なお姫様ごっこ。

保育園でも同じように、姉はたまちゃんに

食べたら死んでしまう梅干しの天ぷらを差し出しているのだろうか。

って、梅干しの天ぷらって何?

ゾゾっとするわ。



こどもちゃれんじ