「認知症という始まり」毎日ショートエッセー:古い羅針盤138章 | あや工房

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クリエーター企業設立中。毎日エッセー提供。筆者:佐伯一郎(ペンネーム)「古い羅針盤」執筆中。ツイッターは@saeki_ichiro。DMはichiro.saeki@gol.com。3月からは電子出版ノウハウ伝授開始中。電子出版でお困りの事があれば、何でもお気楽に連絡下さい~

 

 

 

数年前に亡くなった近親者は高齢にも関わらず、胃がんだった。もう充分な年齢だったにも関わらず、狼狽した事に驚いた。もちろん、当方もその年齢でも罹るのだとガン細胞の日常性に感心した。常に、ガンは内部で発生しては、免疫細胞たちによって滅亡してゆく繰り返しが、体内で起きていることは確か。その免疫力が低下した時こそ、要注意。とは言え、老化は当然免疫力も落とすので、ガンになるのも必然なのかも。尤も、高齢者の死亡要因はこのがんだけではなく、老衰もしかり、更に認知症も同じ割合で存在する。人生が60年時代だった頃は想像もしなかった環境に、私たちは置かれている。

 

https://note.com/saekiworld/n/n1a390da7134c