田んぼオーナー募集開始
昨年、私はひょんなことから田んぼオーナーになり、収穫したお米を日ごろお世話になっている方々にお配りしました。
はい。その名も『べにおとめ』。
名付け親は脚本家の一色伸幸さん。
さすがです。
「私を田植えに連れてって」です(笑)。
そして今年、2019年の田んぼオーナー募集ポスターに、なんと私と田んぼ仲間の小田倉良子ちゃんが出ています。
主催は 京都祐喜 さん。
これは5月から9月までの間、1区間ごとにオーナーを募集し、1年契約で自分の田んぼを持てるという、地域活性化と与謝野米のすばらしさを広めるための試みです。
オーナーになったあとは、田んぼの手入れは農家の方にお任せです。が、希望すれば田植えや稲刈りを体験することもできます。
(私は両方やりました)
収穫したお米は自分の銘が入り、稲穂のついた素敵なパッケージで小分けにして送られてきます。
こんな具合。
なんでしょうね、これ、もう理屈抜きにテンションがあがるんです。
世界にたったひとつだけの米、ブランド米『べにおとめ』。
おかげさまで、2018年はおにぎりパーティをやったりしてどなたさまにも大好評でした。
さて、田んぼの話に戻ります。
田んぼがあるのは京都与謝野町。
京都駅から電車で山を越え、そこはほぼほぼ日本海。
ざっくり言うと、百人一首にも詠まれている天橋立の近くにあります。
ここでは自然循環農業というものを行なっています。以下は詳細。
近くには籠神社や真名井神社があり、ここはパワースポットとしても有名です。
田を植えるわたくし。
田植えをすると、成長過程が1週間ごとに写真で送られてきます。
もう、それを見るのが楽しみで楽しみで。
私はこれで、台風の晩につい田んぼを見に行って遭難するお年寄りの気持ちがわかりました。
みるみるうちにこんな感じに。
実はこの時期、西日本集中豪雨があり、収穫は一時期絶望視されていたのですが、お米の神様のご加護か、どうにか切り抜けることができました。
そして秋。
いよいよ稲刈りです。
ところが、田んぼにたどり着くまでに今度はよりによって台風襲来。
この歳になって新幹線の中に17時間も閉じ込められるという、生涯忘れがたい体験をしました(笑)。
明け方についた私たちを快く迎えてくださった嵐山の花伝抄さん、本当にありがとうございました。
そして着いた翌日はピーカン。
17時間カンヅメの筋肉痛も、寝不足もなんのその。
黄金色の稲穂を前に、テンション上がりまくる私と小田倉さん。
刈った稲です。
お米の大事さを、ほんとうに、ほんとうに、身体で知った経験でした。
なんでしょう、うまくいえませんが、刈った稲に触れていると、日本の心みたいなものが、理屈でなく、しみじみと伝わってくるのです。
それはもうDNAレベルで。
お米っておろそかには食べられない。
改めてそう思いました。
そして最後に、2019年度の田んぼオーナー募集のお知らせです。
ご興味ある方は是非お問い合わせを。
私も今年もやりますよ✌️🌾