吉祥寺の朝日奈くん まとめ | 文学少女の憂鬱

文学少女の憂鬱

活字と爆音に翻弄されるパティシエールのぶろぐ

創平さんが
以前、ブログで紹介しておりました
吉祥寺の朝日奈くん 中田永一
先日、読み終わりました。

読後感

スッキリ!
とは言わずとも
モヤモヤ~
でもなくて
強いて表現するのであれば
ふわぁん!

5つの短編からなるこの1冊

1つずつ感想をのべておきます

・交換日記はじめました!
ある2人の秘密の交換日記でのやりとり。ひょんなことで交換日記は途絶えるのですが、様々な人の手を渡って…

様々な登場人物の独特な表現が本当にリアルで、届くはずのない交換日記に思いを馳せる、それぞれの登場人物。
出逢いなんてどんなところにもあるんだなぁと感じることのできる、ロマンチックな作品でした。

・ラクガキをめぐる冒険
クラスでのいじめから始まるこの物語。大人しく、そのいじめを見て見ぬ振りをするクラスメート。この中のある2人はいじめっこに仕返しを企む。長い時間の後に明らかになる黒幕。
人ってすごい。なにを考えていて、どんな人なのかわかるはずがない。そう思える作品でした。しかし読後感は爽やか。

・三角形はこわさないでおく
二人の男。一人の女。
俗に言う三角関係にある三人の話。
でも、この話には独特の。というか、この三人にしかない世界観。ウーン男女ってめんどくさい。けど素晴らしい。そう思える作品でした。

・うるさいおなか
お腹が発する奇妙キテレツな音をめぐるものがたり。
誰しもお腹がなったことはある。
テスト中とか集会中、映画館でなど。共感しながら読み進めていけました。
主人公とお腹とクラスメートと両親と

感想は述べにくいのですが、強いて言うなれば、ひとはひと!

・吉祥寺の朝日奈くん
俗に言う不倫の話。
ですが、不倫相手、その夫、そのキッカケ、もっと前の出逢い。
読み進めていくにつれて明らかにされていく。
まるでサスペンスのトリック解説をみているようでした。
読後感はふゎゎ~。





本当に読んでよかった本です。

存在を教えてくださった創平さんに感謝。