酷暑で桜の木も弱ったのでしょうか、いつもの年より早く落葉が始まりました。

はじめのうちは黄色一色でしたが、やがて面白い文様が現れ、これは描かねばと大急ぎで描きました。

桜の花の美しさは言うまでもありませんが落ち葉も美しいです。

髪をネッカチーフで包み竹箒でさぁーっさぁーっと掃く姿も絵になるなと一人楽しんでいます。

 

一昨日、隣の友だちが

「青ちゃんがいたよ」とアオスジアゲハの幼虫を持ってきてくれました。

食草のクスノキに移したところモクモクと食べコロコロとフンをして見る見る大きくなりました。

秋に生まれたこの子は3週間ほど後に蛹になって越冬し来春蝶になるでしょう。

 

毎年、初夏アオスジアゲハの姿を見たら庭のクスノキをチェック、小さな真珠のような卵が見つかります。

枝ごと室内に持ち込んで飼育、幼虫は枝から離れずクスノキの葉っぱを食べています。3~4週間ほど経つと食べることを止め蛹になるための

場所探しに

出掛けます。枝を選ぶ子もいれば数メートル離れた壁を選ぶ子もいます。

この写真のどこに蛹がいるか判りますか?蛹のクスノキの葉に似せた擬態の見事さは芸術品、葉脈も葉柄もあります。

蛹になって12日目の早朝、殻の頭部を破って黒い蝶が現れます。出てきた瞬間は全身濡れている感じ。ゆっくりゆっくり翅を伸ばし

2時間ほど乾かしたのち羽ばたき始めます。

さぁ!大空へ!旅立ちの時!

この素晴らしいmetamorphosis!

¡

ところでダンスしている私は?caterpillar? or  chrysalis? 

ある日目が覚めたら蝶になっていて美しく舞えたらいいな!

でもカフカの虫になってしまったらどうしましょう。

夏のあいだ庭中に蔓延って咲いていたツユクサ。描きたいと思っている内にもう10月。

今朝、片隅に少ししている花を見つけ大急ぎで描きました。

描いているうちにも花がしぼんで半円形の苞の中に隠れてしまいます。

 

ツユクサは朝咲いた花が朝露とともに萎むことから儚さの象徴として万葉集にも詠まれています。

古名「つき草」は花の青い色を染料にしたことによるとも言われています。、

 万葉集より>

朝露に 咲きすさびたる つき草の 日くたつなへに 消ぬべく思ほゆ。

あした咲き 夕べは消(け)ぬる つき草の 消ぬべき恋も 吾はするかも。

 

さて標題のニュートラルな瞬間について、

今習っているダンスの種目はスローフォックストロット、その名のように軽やかに左右に弧を描きながら踊り進みます。

ダンスの基本的なポジションにクローズドポジション、プロムナードポジション、カウンター・プロムナードポジション・他などがあり、動きによって常に入れ替わります。

入れ替わる瞬間、一瞬ニュートラルな状態があり、そこを正確に通過することによって次の動きにスムーズにつながります。

・・・と教わったばかり。

 

Neutralを辞書でみると普遍、中立、どちらにもつかない。

マニュアル車のギアチェンジのニュートラルが分かりやすいです。

 

その部分だけを練習すると確かに動きがきれいになることが自分に分ります。

踊りの中の随所にあって、今はまだ意識するとぎくしゃくしてしまいますが自然に身につくようになりたいです。

 

日常の生活の中にもニュートラルな瞬間ってありますね。

気持ちの中でも動作の中でも、一瞬抜け出すとその後がうまくいったり。。

絵を描いているときなどに感じます。

 

なんだか無理なこじつけになってしまったけれど、今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かこう会9月例会は丹後半島。

一日目、天橋立 I.Cから丹後半島に入り標高370mにある上世屋集落へ。

ここには十数戸の人々が暮らしています。

屋根は笹葺きですが保護のためトタンで蔽われています。

里山の保全・活性化に取り組んでいるボランティアの方にぐるりと案内してもらってから絵を描きました。

棚田には稲が黄金色に実っていました。 右の写真は集落と稲田と稲架です。

絵を描いているときは無心、ただ対象と対話しながら描いていると、たちまち時間が過ぎてしまいます。

心残りながら上世屋を後に丹後半島を横断し山陰海岸国立公園の夕日ケ浜へ。

あいにく雲が厚く日本海に沈む夕日を見ることはできませんでしたが、海の幸いっぱいのご馳走と海の香のする露天風呂を堪能して就寝。

 

翌朝は登美浜湾へ。

砂州によって日本海と隔てられた潟湖。

海面に出た岩の上で鵜がのんびり羽を乾かしています。

鵜の形をとらえようと一生懸命描いていたら大鷲のように大きくなり過ぎてしまいました。

イギリスのコッスウエルから石造りの職人を呼んで造ったというおしゃれな建物のあるレストランでシーフードとワインのランチをした後、湖岸に沿って行くと兜山の大文字が見えました。

毎年8月9日には大文字焼きが行われ花火も打ち上げられ賑わうそうです。

 

♪ 今はもう秋、誰もいない海 ♪

 

そろそろ名古屋に帰る時間になりました。

 

以上丹後スケッチ旅行おわり。

 

ところで、表題のニュートラルの瞬間との関連は?

それが書きかったのですが、長くなり過ぎたのでまた今度。  <、次に続く>、