手術して1週間が過ぎようとしていたところ、コンシェルジュ看護士から、

「そろそろ起き上がって歩く練習をしましょう」
っとf(^_^)

俺の心の中では、
「え!?まだ、尿管がやっと抜けて6本刺さったままじゃん。大丈夫なの?それに、あんな大がかりな手術してもう、歩くなんて‼」
こんな思いがよぎってた。

身体の外へ不要なものを出していくわけですが、
すい臓がんの場合、消化管の繋ぎ目から膵液が漏れるのが一番怖いんです。

この漏れを「膵液漏」と言うんですが、予後が悪いと命を落とすこともあるんです。

毎朝夕、膵液がしっかり外に出てるか量も気を付けて医師と看護士が管理してました。

また、胆嚢は無くなったけど胆汁は出ており、その排出にも先生方は気を付けて下さってました。

ご飯は当面食べれないから、俺の中で解釈してるポカリスエットの点滴にお世話になっております。


その後、入院生活は4月18日までの約2ヵ月に及んだ。

今の世の中、通常なら入院は極力短縮し、通院治療へ早期シフトすることが多いなか、2ヵ月は長かった。

ただ、言い換えれば、それだけ大がかりな手術をし、消化管を繋ぎ合わせたことから、手術以上に今度は見えない身体の中の異変を管理しなきゃいけないリスクがあることを物語ってた。

まず、尿管を含め、身体の中から外へ不要なものを排出させるための管(ドレーン)が6本もついてた。
そして、2週間程度、絶飲絶食なため栄養補給すべく点滴がついており、合計で7本も管に繋がれた状態でした。
まずは手術を無事に終えてくださった、先生方、そして手術をスムーズに進めるべくご尽力頂いたスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
そして、朝早くから夜遅くまでお疲れ様でした。

さて、身体から切り取ったものですが、

膵臓の1/3
胃の1/4
十二指腸 全部
胆嚢
小腸の一部

あ、あと、脂肪を少々。

俺の内臓さんたち、不摂生にしていた俺のせいで取り除かれてしまい、本当にごめん。
朝、8時半頃、家族に見送られ、自分の足で手術室へ。

そして、手術室には専属の看護士さん、麻酔医など、ざっと7、8人ぐらい待機しておられ、圧倒された。
執刀医の主治医や他の外科の先生はまだ病棟患者の回診中の様子。
先生方を含めると総勢12、3人。
今回の手術の大きさを物語ってるようだった。

次の驚きは自分で手術着を脱ぎ、真っ裸になった事。
流石に恥ずかしかった。

このあと、麻酔で意識がなくなり・・・

家族の話では手術室から出てきたのは、なんと夜10時を回ってたと。
先生方はかなり疲れておられた様子だったと。

俺は、術後にすぐ目が覚めることなくICUへ。
翌朝まで眠り続けていました。