今年の第86回アカデミー賞 ではまさかの候補取り消しが発生しました。
取り消しになったのは主題歌賞にノミネートされていた
「Alone Yet Not Alone」の「Alone Yet Not Alone」で
理由としては今作の作曲担当で音楽分科会の元トップだったブルース・ブロートンが
会員に向けて同曲への投票を促す電子メールを送っていたことが判明し,
これが規定違反であると判断され,取り消しということになりました。
過去にも作品賞を受賞した「ハート・ロッカー」のニコラス・シャルティエプロデューサーが
同部門にノミネートされていたキャスリン・ビグロー監督の
元夫であるジェームズ・キャメロン監督が監督を務めた
「アバター」に投票せず同作に投票をするよう電子メールを求めたということがありましたが,
その時は同プロデューサーの授賞式への出席を辞退させるという処置だったので,
今回は相当重い判断となったというわけなんですね。
ちなみにこの部門は「アナと雪の女王」の「Let It Go」と
「マンデラ 自由への長い道」の「Ordinary Love」の争いとなりますが,
この取り消しにより,もしかしたら受賞結果が変わるかもしれないですね。