木曜日、同僚から「さえさん、DB扱えますか?」と問合せ。
業務で緊急にAccessを使う必要が発生したらしい。
昔取った杵柄で引き受け、
今朝まで「小人の靴や」よろしく簡易プログラム開発。
とりあえず動作開始で業務上は間に合いました。
こういうときは立て続けにSE関係のシンクロが起きる。
デスク近くで未経験のASPをうまく設定できた、という話が出て、
「よかったね(^-^)」と声をかけつつ、
自分は「初めてで設定できて、スゴい」と言われても
あんまり響かないと気がついた。
そこで
「あら、まだSE&プログラマとしてプロだということが
アイデンティティに組み込まれてるんだわ」
と気づきました(^^;もうその世界を出て4年以上なのに。
自分ごとながら、アイデンティティの設定の強固さにびっくり。
フツー4年も離れてたら、SE業界では言語が変わり、
システム変わっちゃって過去の知識は通じないんだから、
プロとは呼べないんだけど(^^;
で、自分が経てきた言語を数えてみる。
COBOL, Basic, Fortranから始まって、LISP, Prolog,
第四世代言語、DBDL, SDL, CASE(この辺は汎用機系言語で各複数)、
SQL, VB, VBA, VC, C+…
HTML, Java, JavaScript, Perl, phpも入れていいか…。
なんだか「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?
ほら、夏の霧隅から碓井に行く途中に風にさらわれた、
あの麦わら帽子ですよ…」って気分になってきた(^^;
そう考えると、SE&プログラマキャリアをすっぱり切って、
全然違う業界に飛び込むのって、かなりフツーじゃないかもですね(^^;
ただ、最近気づいたのは、今の仕事と共通して、
自分が仕事に求めていることは、
「最先端に常に触れていること」と
「否応なしに最先端を追随する環境に身を置けること」デシタ。
仕事のモチベーションの動機って、
「職業」や「スキル」じゃないんだなぁ…少なくとも自分は。
いろんな働き方の動機があっていいし、
自分の本質的な動機に気づいたら、
ある意味どんな仕事も天職なりうるんだなぁと思う。
私のバヤイ、今の仕事には
「気がついたら巻き込まれていた」という部分が結構強いのですが、
巻き込まれたにしても自分自身の許可がなければ、
ここには連れてこられないはずで、
無意識には自分自身の選択が働いている、とした時に
最初のSEの仕事は、当時業界で最先端の
「業務システム開発を楽にする統合システム開発環境を、
日本に定着させる」という意識で働いていた。
今の業界にも、経験がほぼ皆無にかかわらず、
「私はやらねば」的な使命感があった。
私のバヤイはやっぱり、
給料と福利厚生で仕事を決めることはできないんだなぁと自問自答。
(もちろん、それを重視する人がいても全然OK。あくまでも私のバヤイ。)
かつてのSEの仕事では、プロとしてお客様が知っている、
使いたい言語は提供側が知らないなんてアリエナイ、恥ずかしい、
と思っていたし、その言語を試すために、
当時激高価だったパソコンやレンタルサーバーに手を出して、
寝る間も惜しんでWeb系プログラムをやってたな(^^;
今の業界でも、自己投資した金額を考えると
ちょっと笑っちゃう(^^; のだが、
リチャード・フロリダの「クリエイティブ資本論」を読んで
「クリエイティビティの時代、働く動機は金だけにあらず」にちょっと救われ。
人は金だけで雇われるものではなく、
自分(の人生)を使うに足る仕事を求める。
生きていける収入があることは必要だけど、
それ以上に金に換えられない「人生の時間」と投資するわけだから、
自分が全霊傾けたくなるような、使命を感じる仕事をしたいよね(^^)
ま、精魂傾けた仕事が永遠に続くとは限らないんだけど(^^;
(SE時代の私的最高のツールも5年もすると斜陽扱いされてたし)
その時に、自分が精魂傾けた時間はとても豊かな時間だったなぁ、
と思える人生ならいいなぁ。
- クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭/リチャード・フロリダ
- ¥2,940
- Amazon.co.jp