経営の上で最も大切な事はお金を儲ける事と、事業を続けていく事、です。
事業を続けていく為には、今日と同じ明日が来ると思ってはいけません。今日と同じことをしていたら今日より一日分年をとった明日がやってくるだけです。
人間が年をとるのと同じように、使っている施設もアイディアも主力の商品さえ一日年を取る、消耗する。何年か、何月か後に何らかの措置を取らないといずれ目減りしていって今の力や勢いを失ってしまう。新しい商品を開発するとか、設備投資をするとか、大きなお金がいる時が必ず来るはずです。
その時のために家庭なら貯金や年金、会社なら内部留保と言う形で備えを残しておく必要があります。
儲かったから、って役員報酬バンバンとってたら10年後には会社がないってことですね。
他にも決算書上の利益は純粋な意味での利益、儲けではない、とか、会社経営のうえで抑えておくべき数字とか、ほほー、と瞠目する項目がいくつもありました。
数字は苦手なのよ~(><)なんて逃げてる場合じゃありませんね(笑)
幸いな事にこの本は結構わかりやすくしっかり危機感を煽ってくれるので、瞠目した分自分の身に引き寄せて考える事ができます。手軽な経営上の数字扱いの入門書として一読の価値ありと思いました。
この本を読んでいてふと自分の祖父の会社のことを思い出してしまいました。
今は既にその会社はありません。
経営の資源の中にはお金も設備もあるでしょうが、人と言うのも大事な資源なのだなぁと今になってみれば思えるところがありました。