上高地と穂高神社奥宮 ② | ~日常ブログ~

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前エントリーの続きです。

梓川沿いから脇道を入って行くと・・・

 

『山門』

穂高神社奥宮の山門が見えてきました。

 

境内の様子。

 

 

 

『社号漂と案内板など』

 

 

『穂高神社奥宮』

穗髙神社は日本アルプス総鎮守と崇められ、上高地明神の明神池の畔に奥宮が祀られています。
奥宮は、中部山岳国立公園である上高地の明神岳の直下にたたずむ明神池の畔に鎮座しています。

明和7年(1770年)に「穗髙嶽御造営奉加帳」が記されており、それ以前には既に建立がなされていたと考えられているそうです。

また同年、「雨乞三齋日記」が記されており、奥宮では雨乞いが盛んに行われていたことが書かれているそうです。

 

奥宮の例祭は、毎年10月8日に、山の恩恵・安全を祈願し行われ、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)をつけた二艘のお舟が明神池を一周するお舟神事が行われるとの事。

龍は水を渡るのに最も速く、鷁は風に堪えるのに最も強いと言われ、妖気を払い吉祥を招く意味があるそうです。

また明神池は古くは「鏡池」とも称され、神秘的な池として現在でも多くの人々が参拝しているとの事です。

(参照:穂高神社公式HPより)

 

この先、明神池に行くには有料となっています。

 

暫く歩くと、第一明神池が見えてきます。

桟橋には2層の船が横付けされていました。この船でとなるかと思いますが、船にて特別拝観することもできるようです。

(悪天候等の場合は中止となるそうです。)

 

桟橋の先端には祠が。

ここも参拝してきました。

 

 

『明神池』

穂髙神社奥宮の境内にある明神池は、一之池と二之池の大小2つからなる池で、遊歩道脇には三之池もあるそうです。

梓川の古い流路の低地に明神岳からの湧水がたまってできた池で、常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結はしないとの事。

透明感あふれる水面には澄み渡った空が映り、静寂が広がります。

カラマツの森に囲まれた池の頭上にそびえる明神岳最南峰、イチョウバイカモの水中を優雅に泳ぐイワナやマガモ、二之池に配された岩石群は自然による造形美そのもの。

明神岳の岩壁直下でいっそう神秘的な静けさを漂わせる明神池は、穂髙神社の神域で古くは「鏡池」とも称され、早朝は晴れの日も雨の日も靄(もや)が出やすいところだそうです。
明神池の畔に鎮まる穂髙神社奥宮の御祭神は「穂高見命(ほたかみのみこと)」で、北アルプスの総鎮守、海陸交通の守り神、結びの神として鎮座。

上高地明神付近は古くから、神合地、神垣内、神河内などとも呼ばれ、神々を祀るに最もふさわしい神聖な場所とされてきたそうです。

安曇族の神・穂高大明神が降臨されたとも言われる穂高岳。穂高連峰の最高点・奥穂高岳の頂上には嶺宮も造営されているとの事です。

毎年10月8日、御船神事として穂髙神社奥宮例大祭が行われているとの事。山の安全を神に感謝するお祭りで「明神池お船祭り」とも呼ばれているそうです。。
神官による祝詞、巫女による舞が奉納された後、平安装束に身を包んだ神官らが龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の2艘の御船で明神池を周遊。雅楽の調べの中、荘厳で神秘的な明神池で繰り広げられる光景は、さながら平安絵巻を見ているかのようだそうです。
黄金色に色づく針葉樹林に囲まれた明神池、山肌のダケカンバ、カラマツの黄葉。上高地の秋がいよいよ本番を迎え、彩を増していきます。

※鷁(げき)とは鵜に似た白い大型の水鳥のこと。中国の想像上の水鳥で、風波を恐れず逞しく飛ぶところから水難除けとされる。
(参照:上高地公式HPより)

 

水が澄んでいて、本当に鏡のように木々が映し出され、とても綺麗でした。

 

 

『第二明神池』

こちらの方が浅そうな感じがしました。

 

 

少し奥まった所。

池からの水が流れ出し、川を形成、梓川と合流するようです。

 

穂高神社奥宮の参拝、明神池の散策をし、少し休憩をしてから、上高地バスターミナルへ向けて出発。

帰りは来た道とは違う道を行く事に。梓川左岸を下流に向けて歩いて行きました。

 

 

『明神橋』

河童橋から3キロほどにある橋との事。2003年に架け替えられたそうです。

(参照:360@旅行ナビHPより)

 

ここを渡って左岸へ向かいます。

 

明神橋を渡り、暫くあるくと社号漂(と言っていいのかな?)が。

 

『明神』

標高2,931mの明神岳は、立つ稲穂のように鋭く「穂高明神の為の山」という意味で、かつて穂高岳をさす言葉として使われていたそうです。

その昔、上高地へは峠(現在名・徳本峠)を越えて入山するのが常であり、峠を越えた到着点は穂高を見上げる明神の地(過去名・徳郷)でした。この地でアルプス鎮守の神・穂高明神岳を目の当たりにした人々は、神々しく見つめて崇拝したに違いありません。

江戸時代の「上高地」は現在の明神地区を指していたそうです。
現在の明神岳は、穂高岳という大きな山体名が、昭和時代になって明神岳と前穂高岳とに分かれた名称。

明神からは明神岳のみが見えるとの事。

(参照:上高地公式HPより)

 

梓川右岸は急な坂やちょっと大変な箇所もありましたが、左岸はなだらかな遊歩道となっていて歩きやすかったです。

 

途中、川の近くを通りましたが、本当に水が澄んでいて綺麗でした!!

 

https://youtu.be/nSrjprgLMG0

ここで、ちょっと川の流れの様子も撮影してみました。

(横向きになってしまっていて、ちょっと見にくくて申し訳ございません・・・m(_ _)m)

 

1時間程で上高地バスターミナルに到着。

お土産などを買って帰宅しました。

 

今回の散策は、穂高神社奥宮を目的として来ましたが、散策したのはほんの一部。

大正池など、まだまだ有名な観光スポットがあるので、是非とももう一度時間を作って行ってみたいなと思います。