「大王わさび農場」の様子は別エントリーにて更新させていただいていますので(下のURLからご覧ください)、ここではわさび農場内にある『大王神社』について話をしようと思います。


『大王神社』
その昔、魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)という世にも優れた怪力無双の首領が安曇野を治めていたそうです。
その中で、全国統一を目指す中央政権は、東北に侵略を進めるにあたって、信濃の国を足がかりとし、たくさんの貢物や無理難題を押し付け、住民を苦しめましたとの事。住民を守るべく立ちあがった大王は、坂上田村麻呂率いる軍勢とひけをとることなく戦い続けましたといわれています。しかしながら、最終的には坂上田村麻呂によって倒されてしまったとの事。
その中で、全国統一を目指す中央政権は、東北に侵略を進めるにあたって、信濃の国を足がかりとし、たくさんの貢物や無理難題を押し付け、住民を苦しめましたとの事。住民を守るべく立ちあがった大王は、坂上田村麻呂率いる軍勢とひけをとることなく戦い続けましたといわれています。しかしながら、最終的には坂上田村麻呂によって倒されてしまったとの事。
魏石鬼八面大王はあまりの強さだったために、蘇らないようにとその遺体はバラバラにされて、あちらこちらに埋葬されたそうですが、この地には胴体が埋められたと伝えられ、それを祀っているのが大王神社といわれているそうです。
住民を守って倒れた大王の遺骸は、二重の棺に納められ、合戦の場から「八面大王大明神」の旗を立てて里に戻り、塚が築かれ葬られたとの事。
魏石鬼八面大は大王農場の守護神であり、安曇野を守った勇士であり、「大王農場」の名前も、この故事にちなんでつけられたものだそうです。
かつては、大王農場の東側を流れる犀川のあたりにあったとの事ですが、洪水で流されてしまったものを、当農場初代深澤勇一が移設したものといわれているそうです。
神社は農場のほぼ中央に位置し、周辺の木々が四季さまざまな色どりを添えてくれるとの事。
神社脇の桜は、コヒガンザクラで安曇野では、この木が真っ先に開花するそうです。
秋にはイチョウが色づき、舞い落ちた葉で境内や、隣接のお茶室の屋根は黄金色の絨毯を敷き詰めたようになるそうです。
毎年5月8日はお祭りの神事が行われています。
(参照:『大王わさび農場』公式HPより)
尚、御朱印はありませんでした。

『幸いのかけ橋』
大王神社から更に下っていくと橋が見えてきます。
この橋をカップルで渡ると幸せになれるとか。 ちなみに「わさび」の花ことばは、「幸せを運ぶ花」「目覚め」「うれし涙との事です。
(参照:『大王わさび農場』公式HPより)
この先にも何かあったので行ってみたかったのですが・・・。

『大王窟・開運洞』
この先、進入禁止だった為、遠くからアップして撮影しております。
この「大王窟・開運洞」は、戦いの際、女、子供まで巻き込み、村々次々と焼き払われていく様子に追い詰められたは、わずかばかりの部下をともない、有明山のふもとの岩屋にたてこもったそうですが、その岩屋を再現しているそうです。
「大王窟・開運洞」の右手を坂を登っていくと、見張り台があるそうです。魏石鬼八面大王にちなみ『大王さまの見張り台』と呼んでいるそうです。
(参照:『大王わさび農場』公式HPより)
どんな様子なのか見て見たかったです・・・。