信濃乃国塩田平札所めぐり~四国霊場八十八カ所~ 八番 前山寺 その② 完 | ~日常ブログ~

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ここからは『三重塔』の写真オンパレードです(^^;A

 
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塔の建立年代は、資料がなく、はっきりしないようですが、様式上は室町時代の初期と推定されているそうです。
その後の記録によれば、寛喜・正平・天正・安永・嘉永・明治年中及び平成十年に修理が行われ、昭和十一年には解体修理が行われたと記述されているとの事。
塔は三間三重で、高さ19.5メートル、屋根は柿葺(こけらぶき)
未完成の完成の塔」と言われ、二、三重の柱に長押(なげし)仕口がありながら、窓も扉もなく、また廻廊勾欄(こうらん)もないとの事。ただ長い胴貫が四方に突出して、うまく変化と調和を持たせている。
相輪は鋳鉄製で、格狭間付露盤(こうざまつきろばん)伏鉢(ふくばち)請花(うけばち)、九輪、水煙、竜車、宝珠よりなるそうです。
内部には四天柱がなく、折上小組格天井とし、中央に須弥壇(しゅみだん)が置かれているそうです。
様式は、和様、唐様の折衷様式で、初重頭貫鼻が象化に移行する初期のものとして、時代の特徴がうかがわれとの事。
大正11年4月13日に特別保護建造物に指定され、また、昭和25年8月25日に国の重要文化財に指定されたとの事です。
(『前山寺』公式HPより参照)
 
 
 
この時期でしか見られない藤の花と三重塔のコラボ。
スマホで撮影した為、あまり綺麗に撮れなかったですが、実際に見るとても綺麗でした(*^^*)
 
 
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『明王堂』
 
 
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明王堂横には観音様が祀られていました。
 
 
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『宝経印塔』
 
 
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小さな祠もありました。
何か、ぼやけているのもが写っていますが、私の指が入ってしまったようです(^^;A
ご愛嬌という事で(笑)
 
 
また、『前山寺』の裏山には、『独鈷山岩屋堂(奥の院)』が鎮座しているとの事です。
前山寺の奥の院として、岩屋の中に弘法大師が安置されているそうです。
その昔、護摩修行の霊場であったと云われているそうです。
 
この日『前山寺』に伺ったのは15時過ぎで、奥の院は山の方へ行かないといけない感じだったので、時間的に止めてしまいました=3
日が高い内に伺いたいと思います。
 
 
実は、3~4月にかけ、2回程、伺っていたのですが、開山時間内であるにも関わらず受付で人が居なく、カーテンも閉まっていたので、中に入れずに断念したのですが、やっと中へ入れて良かったです(^^)
 
三重塔を見て、何故、未完成のまま完成にしたのだろうと、考えさせられる一時を過ごさせていただきました。