おたや祭り | ~日常ブログ~

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りえの日常を徒然なるままに書いたブログです。


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長和町の古町にある古町豊受大神宮の例祭、通称「おたや祭」へ行って来ました。
(夜勤明けで眠たい目をこすりながら行って来ました。)
 
「おたや祭り」の起源は、江戸時代末の文政十一年(1828)の文書が、現在のところ最も古い記録として残されているそうですが、お祭はこれ以前よりかなり古くから行われてきたと考えられているそうです。庶民の生活が安定し余裕が出てくると、お祭を盛んにするために山車が奉納されるようになり、旧家所蔵の天保六年(1835)の日誌に記載されています、「御田(旅)屋賑わし、かざり物数ヶ所美事也」との一文が、現在判っている最も古い山車の記録とされているそうです。
山車は素朴な農民美術を伝承する貴重な伝統文化として、昭和38年に長野県無形民俗文化財選択に指定され、現在は区単位の5場所の保存会によって奉納されています。

 

古町豊受大神宮では伊勢神宮にならって、20年ごとに遷座祭が行われ、例祭は毎年1月14日の夕方から15日の昼頃まで行われます。この日を年始にし、その年の出発とするのを慣わしとしている家庭もあるとの事です。

(参照;長和町公式ホームページより)

 

 

今年も様々な山車が奉納されていました。

それがこちら。

 

 

【上宿第1場】南総里見八犬伝の場

 

 

 

【上中町第2場】忠臣蔵 赤穂浪士四十七士討ち入りの場

 

 

 

 

中町第3場巌流島の決闘の場

 

 

 

 

下町・藤見町第4場浦安の舞の場

 

 

 

 

桜町第5場西郷(せご)どん・西南戦争「血戦 田原坂の戦い」の場

 

毎年、その年の大河ドラマにまつわる山車も出されており、一昨年『真田丸』の時には、オール真田氏にまつわる山車が奉納されたそうです。

尚、「浦安の舞」は、豊受大神宮の境内に奉納されていたのですが、去年10月の台風21号の大風による被害が様々な所で出ましたが、豊受大神宮も本殿は被害を免れたものの、社務所には大きな被害が出てしまったことから、社務所の再建と地域市民の安らかなくらしを祈念して、「浦安の舞」の場面を奉納したとの事です。

 

ずっと見に行ってみたいと思っていた「おたや祭り」でしたが、なかなか都合がつかなく、今年初めて行く事が出来ました。どの山車も表情一つにまでこだわって作成されていて魅了させられました。