『仁王門』と『仁王像』
『七福の鐘』から見て、直ぐ左手にあります。
この仁王像は善光寺の旧仁王像で、明治45年の御開帳の時に安置されていた像との事です。当時、善光寺の仁王門は消失したままとなっていたそうです。善光寺では、近づく御開帳までに仁王像を設置したいと仏壇製作で有名な飯山仏師に依頼し、約1ヶ月という極めて短時間で製作、無事に御開帳に間に合わせたといわれています。
本像は、御開帳の後、解体され近隣の寺院に引き取られましたが、大きすぎて建物内に入らず軒下に置かれていたとの事。
これを見かねた長野市安庭の眞龍寺一峰不白大和尚が昭和11年に引き取り本堂に安置したそうです。
平成23年、眞龍寺ご住職のご好意により飯山市で譲り受け、「寺のまち飯山」のシンボルとして展示する事に。
設置に際しては、飯山仏壇事業協同組合により修復を行い、漆黒の仁王像を再現したとの事です。
近くで見ると迫力がありました!!
『仁王門』をくぐると、広場みたいな所に出ます。
その広場には...
『雲水の像』があります。
旧JR飯山駅前の飯山市雪と寺の町シンボル公園内に設置されています。
飯山市出身の小野沢健一さんの作だそうです。
正受庵第12世寛道和尚がモデルだと言われているそうです。
その公園内に『七福の雪隠堂』というものが。
なんだろうと思い、近付いてみた所...
公衆トイレでした(^_^;)
飯山市内には「信玄の落とし処」「謙信の露払い処」「鉄舟の御安心処」とおもしろい名前の付けられた公衆トイレが多数あるそうです。
また、 展示試作館・奥信濃には、純金極楽トイレがあるとの事。
気になるーっ!!
公園内を散策した後、飯山駅の観光案内所へ行き、いただけなかった御朱印をいただき結願。
帰りはコンサートに参加し、21:30前に飯山を出発。
23:00前に自宅に到着後といった旅でした。
下調べをした時は、歩き回るのは大変かな...と思いましたが、殆どのお寺さんが市街地沿いに並んでいたので、スムーズに行くことが出来ました!
(その市街地、仏壇店が点在しているのにはビックリしました(゜ロ゜;ノ)ノ
地図に書かれていた、通称【仏壇通り】と言われている意味が分かりました。)
また、1ヶ所、斑尾高原ホテルに安置されていた『布袋尊』が、忠恩寺に移動されてた事で時間も短縮されました。
(私が調べたサイトは斑尾高原ホテルに安置されてた時の情報で、残り六寺社とは全然違う方面にあったので...。)
ただ、残雪が多くて近付けない場所とかがあったのはちょっと残念でした...。
飯山には『お寺めぐり』というコースもあったり、『信濃三十三観世音霊場札所巡り』の飯山市内のお寺さんもあったりするで、また伺いたいなと思います。
次は新緑の時期に。