迫りくる原風景 | 両利きになった時が真骨頂

両利きになった時が真骨頂

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家に帰ると、自分宛に郵便物が。。


ゴゴゴ…


そろそろ来るかなってうっすらと思ってたけど、まさかホントに来るとは…!!!


中1の時に学校の授業にて、ハタチの自分に宛てた手紙を書いたんです。

それを当時の担任が保存してくれていて、みんなが成人を迎えたこの時期に合わせてマジに送ってくれたらしぃ。。


なんてロマンチック!


いゃ。書いたという行為は記憶にあったけど、書いた内容は一切記憶に無かったですハイ。


なんかタイムカプセルみたいだなっていうドキドキに襲われつつ開封。。


折り畳まれた便箋。

絵がたくさん書いてある…

友達のお絵かきした紙キレも入れてあった☆彡

文章は…フム。


20歳の私へ

今、大学生ですか?

クッキー(当時健在で2年前に死んだワンコ)はどうしてるかな。

将来を決めた?

背は伸びた?

世の中はどう変わってきているかな?


大きな地震はないかな?

ケータイは進化してるかな
とか


疑問がたくさん。。

未来をのぞきたい

とも書いてあった


あの時の自分に戻れるなら過ちを起こさないように、要所要所で色々教えてやりたいなァ


ケータイはどんどん進化しているし、背はあまり伸びていないままだし、クッキーはもういなくなってしまったよ


時は確実に流れたね


変なの


世の中に不変的なモノはあり得ないんだろう


ちなみに、便箋はかわゆいマイメロのでした。


でも私はこの便箋を所持していた記憶は無い。


すると文章の中に注釈風に

[この封筒は森さんにもらったよ]
と記されていた…!


律儀!

きっと便箋を忘れ、クラスメイトに分けてもらったのだろう。


この律儀な記録により、私が抱くべき疑問は解消されたのであった…


この手紙の中の自分をそこまで過去に感じないというのが正直なところ◎


だけど当時のこの私はもはや亡き存在。

そう考えるとなんか遺書みたいだと思う

自分から自分への遺書。


当時の自分も勿論自分だけど、なんだか私から乖離した存在にも思える。


脱皮した皮のような?


何も失いたくないし変わりたくないから脱皮なんかしたくもないと思ってしまう

全てをこぼさずに抱えていたい


これが立派なピーターパンシンドロームですかい
v(`∀´v)

まー軽く非日常味わえました◎

SF体験のようだね