5歳の息子は3月に6歳になり、程なくして4月に小学生になる予定です。

 
通うのは近所の公立小学校。朝8時頃に登校し、14時頃が下校時刻です。
 
我が家は夫婦ともにフルタイム共働きなので、残業をせずに帰ったとしても、帰宅は18時頃となります。
 
すると、息子は下校時間の14時以降はどのように過ごすのかというと、小学校の中の学童保育(自治体所管)で過ごすことになります。
 
学童保育(自治体所管)では、運動教室や勉強会などの活動をしてくれる日もあるが、基本的には子ども達だけで自由に遊ぶ時間がメインとなるようです。つまり、毎日お迎えまでの4時間はほぼフリータイムとなります。
 
すると、子ども達はどうなるか。兄や姉のいるママ友の情報によると、
 
「飽きてしまって、つまらなくて、寂しくて、嫌になってしまう」
 
のだそうです。
これについての対策(=暇つぶし)として、多くの家庭では、
 
「学童保育(自治体所管)には登録しつつ、週に2〜3回は民間の学童に通わせる」
 
とのこと。
もちろん暇つぶしだけが目的ではなくて、教育効果も狙ってのことだとは思いますが。
 
民間の学童では、英語等の教育を積極的に行っているところが多く(知る限りでも民間学童は、近所に5つくらいありますが、その全てが英語教育に力を入れていることを標榜しています。)、どうせ時間をもてあそぶくらいなら、追加のお金を払ってでも民間の学童に入れたい家庭は多いみたいです。
 
すると、学童保育(自治体所管)にいる子どもの数が少なくなるため、残された子どもは、より一層暇を持て余す悪循環にはまってしまうことになるのですが…。
 
 
 
 
我が家はというと、民間学童の利用については、慎重に検討中といったところです。

 

「学童保育(自治体所管)では暇を持て余す」というのが、我が息子にとっては事実なのか否かを見極めてからでも遅くないか、とも思います。

 

息子本人が「学童保育(自治体所管)には、寂しくて、居たくない」と訴えてきたら、民間学童の利用を開始するのでも良いかなぁ、と。

 

この場合も、民間学童に対しては、あくまで「寂しさ対策」としての効果を期待するのであって、「教育効果」については特に期待するわけではありません。

 
私は英語教育についての知見が無いため、乱立するキッズ英会話スクールについて、真贋を見極める能力がないことは以前書いたとおりです。
 
学童保育(自治体所管)は毎日利用しても月数千円程度の利用料ですが、民間学童は週1利用でも月に1万円は平気でかかります。
「寂しさ対策」に払うお金としては、高すぎるかな、と思っています。
 
しかしながら、我が子が切に訴えてきたら、その出費もやむを得ないのかなと。
 
 
 
本当は、「いつでも家に帰ってきたら親が居る」状態にしたいです。
しかし、「いつも家に居るけど、十分な収入もある状態」を実現する能力やアイデアは、普通のサラリーマンの私にはありません。
自分のキャリア、妻のキャリア、子供たちの教育…
うまくバランスを取りながら、子どもとの時間を可能な限り捻出していくしかありません。
 
もし歪みが生じて、どうしようも無くなった場合は、キャリアも含め、働き方を柔軟に見直すことも考えていかなければならないのかなと考えています。
 
 
共働き家庭のいわゆる「小1の壁」を、薄々ながら感じ始めている今日この頃です。