11日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、2営業日続けて9000円を下回り、2月13日以来、ほぼ3カ月ぶりの安値水準をつけた. 前日の欧米市場の値上がりを好感して取引開始直後は上昇したが、欧州の政府債務(借金)危機が再燃することへの警戒感が根強く、前日の終値(9009円65銭)をはさんでもみあっている. 午前の終値は前日より2円82銭(0.03%)高い9012円47銭. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同1.41ポイント(0.18%)低い764.01. 出来高は8億6千万株. 午後1時時点の日経平均は同27円31銭安い8982円34銭. TOPIXは同4.24ポイント低い. NTTドコモは携帯電話契約数が11日時点で6千万件を突破したと発表した. arlopfirom 日本電信電話公社(現NTT)時代の1979年に自動車電話で携帯電話の事業を始め、契約数は97年2月に1千万件、2000年4月に3千万件、05年11月に5千万件を超えた. 携帯電話大手3社の契約数は2月末時点で計1億2289万件. 数字の上ではほぼ全国民が契約している状況で、半分弱をドコモが占めている. 他社は2月末時点でKDDIは3467万件、ソフトバンクモバイルは2834万件.