今年は何だったんだろうか。
2020年という極めて覚えやすく印象に残りやすい数字がこういう年として記憶されるのは何だかな・・・。
ただ、このおかげ?でベートーヴェンの250年ということがより印象に残ったかもしれないね。
今年は初めて第九に取り組んで、改めて偉大さに感動すると同時に、さらに遠い存在に感じられるようになったかもしれない。もちろんリストへの尊敬も新たに。
チェロの佐古くんとの演奏会も含めて、どんどん自分の見ていない、足りない世界が明らかになったな。ラフマニノフの良さと難しさをちゃんと考える日々はとても幸せだった。(そんなことも知らなかった自分に腹も立つけど)
世の中は暗くとも、私としては前向きなことが多く、総じてかなりポジティブな一年だった。
しかし、指導はなかなか。
こういう環境が人の心にどう作用していくのか。教育は時間がかかることだから、もちろん今はまだ表には出てきていないが、きっと数年後音楽界は大変なことになっていると思う。
運営面はもちろん大変だけれど、きっとそこは色々なものを駆使して継続していくと思う。芸術が必要不可欠だということは、少なくとも今までクラシックが続いてきた歴史を元に信じたい。
担い手はどうだろうか・・・私は自分の手の届く範囲以上のことはできないが、そもそも私は数年後に人間らしい演奏を続けていられるだろうか。そんな人を育てられるのだろうか。
(とわかったような口をしておく)
コロナに対応していくというのは本当に難しい。
ま、笑顔を大事にしっかり前向いていきましょう。
良いお年を!