前に勉強した曲に向き合うことはなかなか難しい。

リサイクルになってはいけないのだ。それでは結局成長がないし、若い頃と同じように弾いたとしても、年相応の魅力というものが出ないから結局は魅力のない演奏になってしまう、と思う。

ただ、そういう曲と久しぶりに向き合うと、毎日少しずつ成長しているんだなということが実感できる。昔聞こえなかった声部が聞こえてきたり、安定する指使いが見つかったり。

一番まずいのが、タラタラと毎年のように弾いている曲だ。もう、久しぶり感もなく、なんとなく弾けてしまうからタチが悪い。新しい発見も何もないことが多い。

 

そうであってはならないのだよ、そこの君。大学の学部の受験から毎年のように金色の魚に頼り続ける君。明日は新しい気持ちで楽譜を見つめ直そう。